EC-CUBE 3の特徴
「EC-CUBE 3」へのバージョンアップの最大の特徴は、「内部機構の刷新」「ユーザーインターフェースの刷新」「APIの実装」の3つ。
内部機構の刷新
開発のベースとして、PHPマイクロフレームワークであるSilexを採用予定で、柔軟な拡張性と開発効率の向上を図る。それにより、Web領域だけに留まらない、スマホアプリやリアルPOSレジ、IoT対応なども視野に入れた、あらゆる関連概念との連携を可能とする。
ユーザーインターフェースの刷新
管理画面をレスポンシブウェブデザインとし、タブレットをはじめとするタッチデバイスでも快適に使えるメニューへと刷新。顧客側では購入フローを大きく見直し、カゴから購入完了までを3ステップに短縮。
APIの実装
多様な周辺サービスや、アプリケーションとの連携をシームレスに実現するAPI化を標準機能のほぼすべてで実装予定。ネイティブアプリ用にSDKも提供予定。
今後のバージョンアップ
不具合を修正するなどしてバージョンアップを継続していくとのこと。
EC-CUBE3.0.1(7/29予定)
7月29日には「EC-CUBE3.0.1」として、CSVダウンロード、CSV出力項目変更を追加。
EC-CUBE3.0.2(8/19予定)
EC-CUBE管理画面からのオーナーズストアと通信したプラグインインストールに対応。公開を予定しているのは、EC-CUBEペイメント(公式決済プラグイン)、帳票出力プラグイン、メルマガプラグインなど。
EC-CUBE3.0.2(10/21予定)
主要機能への他サービスとの連携を実現するEC-CUBE APIを実装。その他、EC-CUBE3.0.2からの不具合修正、複数配送先機能を実装予定。