ID/パスワードがわからなくなった経験が「ある」と回答したのは、93.6%に。管理方法のトップは「記憶している」で、「手帳やノートにメモしている」「パソコンやスマートフォンにメモとして保存している」が続いた。
あるIDやパスワードを複数のサイトやアプリで「使い回している」と回答したのは、79.9%に。使い回す理由は、「覚えられないから」「考えるのが面倒、思いつかないから」がそれぞれ6割を超えた。
ログインセキュリティが、指紋や静脈といった生体認証になったとしたら使いたいと思うか尋ねると、「是非使いたい」が21.8%、「使いたい」が41.3%で、前向きな意見が6割を超えた。
調査結果を受け、調査元の三吉野健滋さんは「2013年にアップル社が、国内で最も販売数が多いスマホであるiPhone 5sに指紋認証機能を搭載しました。これは、IDとパスワードの代わりに生体認証技術が浸透してくる兆しといえます。指紋認証スマホにより、パスワード疲れを解消しよりよいサービスを享受できる世界が近い将来実現する可能性が高いでしょう」(一部抜粋)とコメントしている。
本調査は、2015年2月2日(月)~2月3日(火)、全国の20~50歳の男女400名を対象にインターネット調査(ネット調査会社マクロミルの登録モニター活用)で実施された。