2月1日からスタートした「ECパケット」は、重量1kg以内、34cm×25cm(A4サイズ大)以内、厚さ3cm以内、送り状の発行から配送までをすべて代行し、1個あたり350円というもの。
年間500個以上の利用が必要で、生もの・こわれもの等を除く。差出日の翌日~翌々日あたりに、ポストなどに配達する。送り元は、追跡サービスで配送状況を確認できる。
利用形態は、発送(出荷)データを入稿すると、ダイワコーポレーションのシステムが、送り状・納品書を発行。 ピッキングから商品の梱包までを行い、配達する。Amazon、楽天市場等のモールの受注管理システムや、独自システムにも対応可能とのこと。
A4サイズ厚さ1cmまで、重さ1kgまで全国一律82円の「クロネコメール便」が3月いっぱいで終了するのを受けて、EC関連で利用する事業者や個人から、同等のサービスを求める声があがっていた。ただし、年間500個以上の発送が必要になるため、事業者向けのサービスとなる。
ヤマトがクロネコメール便に代わる新たなサービスとして4月から提供するのは、1個400円台~のボックスを手渡しするサービス、それより安価なポスト投函のサービスがあるが、後者はヤマト運輸と契約したCtoCサービスの取引時に限定される。