エスキュービズム・テクノロジーが『スマート宅配BOX for cool』を開発した背景には、食品宅配市場が伸びる一方で、夏場の鮮度低下や食材の盗難といった課題を抱えていることがある。
同社では、2014年10月に、スマートフォンアプリを鍵にし、受取人がいなくても荷物を保管できる『スマート宅配BOX』を発表していた。『for cool』はこれに、保冷機能、温度管理、カメラ機能を追加したもの。
カメラ機能は、扉を閉めるとセンサーが感知し、庫内を撮影、画像をスマホアプリに送るというもの。受け渡し時のトラブル防止につなげる。
2015年1月21日(水)~23日(金)にパシフィコ横浜で開催される、第39回日本ショッピングセンター全国大会「SCビジネスフェア2015」にて展示される。