タイミーは、セカンダリー取引ラウンドを実施し、AZ-COM丸和ホールディングス、セイノーホールディングス、NIPPON EXPRESSホールディングス、福山通運の物流企業4社が同社の新規株主として参画したことを発表した。
タイミーは、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングすることで、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供するスキマバイトサービス。
2024年4月、トラックドライバーの働き方改革関連法が適用されることから、物流業界は深刻な人手不足に直面すると見られている。タイミーに掲載された物流系業務の募集人数は年々増加傾向にあり、2023年は前年比約1.8倍と、過去最高を更新したという。
今回資本参画した物流大手4社とのパートナーシップの強化は、短期的にはスキルを要しない仕事の切り出しによるトラックドライバーの負担減少。中長期的には、政府の「物流革新に向けた政策パッケージ」にあるような「女性や若者等の多様な人材」との接点づくり、「消費者の行動変容」につながるような機会の提供を可能にすると考えているとのこと。
今後は共同で、物流業界でのタイミー利用拡大、さらには物流業界で働く上でのスポットワーカーのスキル向上や、その後の長期就業を目的とした取り組みなどを実施していく予定。物流業界における人材課題の抜本的な解決への貢献を目指すとしている。