ホビー通販店「あみあみ」を運営する大網は、自社物流センターを新拠点に一部移転し、11月下旬より本格稼働したことを発表した。
新拠点は、様々な企業が稼働する最先端物流拠点「GLP ALFALINK相模原」内。相模原から世界に向けて、アニメグッズやフィギュアを出荷する。
「あみあみ」は、全世界にアニメ・ゲームを始めとしたキャラクターグッズ・フィギュアを販売。2023年には売り上げが350億円を越え、そのうち越境EC事業が初の50%越えとなったという。世界的に物流費も人件費も高くなる中で、新規ロジスティクス拠点でロボットや自動化機械などの最新技術を活用し、物流の省力化・効率化や海外向けには物流サービスの強化を推進するとしている。
「GLP ALFALINK相模原」は、物流や通販など多様な企業が集まる大型複合施設。共用棟「リング」には、従業員だけではなく地域住民も利用できる、カフェやコンビニ、マルチコートが併設されている。
倉庫内には自動棚搬送ロボットを導入。多岐にわたる商品のピッキング(集品)が格段に効率化され、従業員の負担軽減という側面も期待される。