楽天グループと大阪いずみ市民生活協同組合(以下、大阪いずみ市民生協)は、楽天が運営するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」への「コープのお店」の出店について合意する契約を締結した。2023年春頃より同生協の運営する大阪南部地域の「コープのお店」が「楽天全国スーパー」に出店し、ネットスーパーサービスの提供を開始予定している。
「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに、楽天が受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォーム。集客・販促活動や、配送にともなうオペレーション構築など、事業者のネットスーパー事業の立ち上げおよび運営を一気通貫で支援している。2022年7月現在、ベイシア、いなげやが出店し、今秋には大阪屋ショップが出店予定となっている。
大阪いずみ市民生協は、大阪府南部で食品を中心に宅配や店舗、電気小売、保険、高齢者介護、子育て支援など、組合員の日々のくらしを支える事業を展開している非営利組織。約55万人の組合員を対象に、「コープの宅配」や、地域密着型の食品スーパーマーケット「コープのお店」10店舗を展開している。(2022年4月時点)
今回、「楽天全国スーパー」に出店することで、大阪いずみ市民生協に加入している楽天会員へ、お店の商品を、日時を指定したオンデマンドで配送することが可能となり、より利便性の高いサービスを提供できるようになる。