電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の男女4,896名を対象として、「年末年始の過ごし方」に関する意識調査を実施した。
年末年始の約7割 「ポジティブ」 も昨年より微減
「年末年始の印象」について聞いたところ、69.1%がポジティブ・ややポジティブなイメージと回答し、約7割が好印象を持っていることがわかった。新型コロナウイルス感染拡大後初の年末年始となった昨年(2020年:69.9%)と比べて、ポジティブが微減していますが、ほぼ同等の結果となった。
年末年始の「出費」 が年々減少傾向、「1万円未満」 が調査依頼初のトップ
年末年始を通した出費総額の予算について、「1万円未満」と回答する人が34.6%と最多に。 Shufoo!では2018年から年末年始を通した出費額を調査しているが、これまでは最も回答が多かった予算帯は「1~3万円未満」だった。 今回の調査で初めて「1万円未満」がトップとなり、年々低予算化の傾向にあり、年末年始でも財布の紐が固くなってきていることがわかる。
最も高い出費「おせち料理」 に
想定している出費の中で、最も高い出費は「おせち料理」(19.7%)だった。なお、食材としては 5位以下に「肉」(5.3%)、「寿司」(5.3%)、「カニ」(3.9%)がランクインし、昨年より上昇している。
2位は「お年玉」(18.7%)だった。毎年上位には入るが、年々減少傾向にある。3位は「帰省の交通費」(10.1%)で、昨年より2.9ポイント増加した。
おせち購入派は半数。購入場所のトップはスーパーマーケット
「おせち」について、「一部を作り、一部を購入する予定」(31.5%)、「全て購入する予定」(19.7%)をあわせて半数以上(51.2%)の人が購入するを選択した。 一方で「作らないし購入もしない」は4割以上(42.5%)おり、昨年(37.7%)よりも増えている。
購入する予定(「一部を作り、一部を購入する予定」「全て購入する予定」)と答えた人に、どこで購入するかを聞いたところ、7割以上(73.3%)の人が「スーパーマーケット」と回答。「インターネット通販」は10.9%、「ふるさと納税の返礼品」(2.4%)を利用する人もいた。
実家への帰省予定は昨年より増加、理由はワクチン接種の浸透
年末年始における帰省について、昨年と今年の予定を比較。今年自身の実家に帰省する予定の人は34.8%、義理(配偶者)の実家に帰省する人は33.0%と、いずれも昨年より帰省予定の人が増えた。
実家に帰省する人の理由として「自身がワクチン接種済みだから」が52.4%と過半数をしめ、「実家の家族がワクチンを接種済みだから」(44.0%)も4割以上いた。また、「実家が近いから」(49.2%)、「実家が同じ都道府県内だから」(31.7%)と実家の近さも帰省理由のひとつとなっている。 一方、実家に帰省しない派の約3割(27.5%)は「コロナが収まっているとは言えないから」が理由だった。
【調査概要】
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
- サンプル数:合計有効回答サンプル数 4,896名
- 調査期間:2021年11月29日~12月3日
- 調査方法:インターネットリサーチ