通信費・家計見直しサイト『Soldi(ソルディ)』は、「コロナ禍の家計の節約状況」について調査を実施した。 引越し比較・予約サイト『引越し侍』の利用者を対象に調査したもの。
コロナ禍に家計を「見直した」約4割
1回目の緊急事態宣言が発令された2020年4月から現在までに、家計を「見直した」と回答した人は38.7%だった。コロナ禍で生活様式が大きく変わったためか、「見直した」と回答する人も多い一方で、約6割が「見直していない」という結果となった。
コロナ禍の家計見直しポイントは、「食費」と「通信費」
「見直した」と回答した人に、「見直した項目」を調査すると、最も回答が多かった「食費」が68.3%、次いで「通信費」が50.4%、「光熱費」が41.5%、「美容費・被服費」が38.7%という結果となった。
平均節約額が多いのは、1位「食費」2位「美容費・被服費」3位「通信費」
1ヵ月間でどのくらいの節約に成功したのかの平均節約額を調査すると、見直し項目として声が多かった「食費」が1位で11,000円、2位が「美容費・被服費」の10,000円、3位が「通信費」の5,000円、4位が「光熱費」の2,500円となった。
平均節約額で比較すると、上位2位を『変動費』である「食費」「美容・被服費」が占める結果に。 このふたつの『変動費』は、平均金額が10,000円以上となっており、今回ランクインした『固定費』より節約できる平均金額が大きいことがわかった。
一方、節約項目として回答が多かった「通信費」に関しては、平均節約額は上位2つ(食費、美容費・被服費)と比較して少ない結果に。だが、一度の見直しで毎月5,000円を節約できるということでもある。
また、見直した人の中には、「食費」で最高20万円の節約、「美容費・被服費」で5万円節約できたと回答した人もいた。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:「引越し侍」のユーザー
- 調査期間:2021年9月9日~10月4日
- 調査エリア:全国
- サンプル数:1,764人