仕入れや商品開発に思いを 伝わり、ファンになってもらえる
ウェブはインタラクティブなメディアだと言われて久しいが、SNSと動画によって「個」の力が最大限になり、今まさに、時代が大きく変わろうとしていると言う。
「2019年は、一方通行からソーシャルに、マーケティングの再定義をするべきだと思います。極端に言えば、企業の生産効率だけを追求して添加物だらけの食品を作っている場合、いい感じの動画で取り繕ってみても、ストーリーに齟齬が生じて伝わるものにならないわけです。動画が登場して、マーケティングや販促の担当者が、商品開発や仕入れからかかわる必然性が出てきた。それができれば、小手先のテクニックを駆使しなくても、動画を含めたコンテンツでストーリーを伝えれば、共感され、記憶に残り、ファンになってもらえる。スマホはもちろん、編集ソフトも充実してきて、ますます動画が誰でも作れるようになってきている。テクニックよりも、根本的なところを見直すきっかけが、動画によって与えられたと思います」(取材:2018年10月)
TOPICS
- ブランドやECだけでなく、あらゆる業種に動画活用が広がる
- 予算をかけたテレビ番組よりYouTuberのほうがクオリティが高い場合も
- マーケティングの再定義を ストーリーがある動画は記憶に残る