スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニーであるイケアの日本法人イケア・ジャパンは、様々なスタイルのルームセットをデジタルで体験できるイケアの新しいショッピングツール「インテリアスタイルラボ」を、IKEA原宿とIKEA新宿で導入開始した。今後、IKEA渋谷でも順次導入する。
世界ではフランスに続き2番目に導入開始される、日本のイケア初登場の「インテリアスタイルラボ」。9平方メートルという限られたスペースの中で、日本の家での暮らしのニーズに合わせイケア・ジャパンがオリジナルで設計・デザインした20パターンのルームセットのほか、イケア・フランスが設計・デザインしたルームセットをバーチャルで、さらに実際の商品サイズのまま体験できるイケアの新しいショッピングツールとなっている。
同社がオリジナルで設計・デザインした20のルームセットには、約2,000アイテムが使用されている。同ツールの導入により、イケアの最大のユニークさの一つである様々なスタイルのルームセットを都心型店舗の限られた売り場でも多くのユーザーに楽しんでもらい、最大限のインスピレーションとソリューションを提供していく。
また、一部の商品に関しては手持ちのスマートフォンなどで二次元コードを読み取ると、その場でイケアのウェブサイトから詳細情報を確認でき、ショッピングカートへ追加、すぐに購入できるという。
同社がオリジナルで設計・デザインしたルームセットは、日本に特徴的な限られた住空間に焦点を当てたもので、特定の部屋(リビングルーム、寝室など)だけでなく、ワンルームのレイアウトも体験できる。限られたスペースを有効活用するためにカギとなる「収納」に関するアイテムの提案も豊富に体験できるため、自分に合った理想的なソリューションが見つかるとしている。
なお今後IKEA渋谷でも順次導入が予定されており、体験できるルームセット数もさらに増える予定とのこと。