グッドパッチは、サイバーエージェントと、DX支援領域における業務提携を締結した。
同提携では、サイバーエージェントが提供するDX支援事業において、グッドパッチのデザイナーが参画し、ともに顧客の課題解決にあたるほか、両社のノウハウを生かした共同提案を通じて、デジタルサービス、およびプロダクト開発を通じたDX支援の強化を目指す。
また、デザイン人材の増強を目的とし、サイバーエージェントを引受先とする第三者割当増資を併せて実施した。引き続き、DX支援も含め、価値提供の領域を拡大し、長期的な顧客企業の事業成長に寄与できる体制を整えていくという。
グッドパッチでは、これまでデジタル領域の事業・プロダクト開発において、顧客企業のユーザーの体験価値を起点としたUI/UXや、顧客企業が提供するサービスに期待される付加価値の創造における支援を行ってきた。
一方、サイバーエージェントは技術とクリエイティブを強みにBtoBからBtoCまで幅広い事業を展開し、近年では、デジタル領域の知見や「ABEMA」をはじめとするメディア運営で培ったUI/UXデザイン力、AI技術の研究・開発力などを背景に、小売や医療・行政の分野におけるDX支援事業を展開している。
両社は「消費者のニーズを捉え、効果的にデジタルの力を使うためにUI/UXをはじめとする『デザイン』の力が必要である」というテーマのもと、業務提携を行う運びとなった。
同提携における協働予定内容
UI/UXの専門性を持つグッドパッチのデザイン人材が、サイバーエージェントのDX支援事業に参画
サイバーエージェントのDX支援事業案件に、ユーザー体験設計に対し高い専門性を保有する複数名のグッドパッチUI/UXデザイナーが参画し、UI/UXデザインを支援。
両社の強みを活かした共同提案および支援先の拡大
サイバーエージェントの広告事業における顧客基盤をもとに、両社による共同提案を実施。事業成果の拡大を目的としたDXプロジェクトおよび支援企業の拡大を図る。
デザイン組織との連携による体制強化
グッドパッチが創業以来育成してきたデザイン組織のノウハウやUI/UXの専門知識を活かし、両社のデザイン組織において相互連携を図ることで、サイバーエージェントのデザイン組織の体制強化を図る。
両社は同取り組みを進める中で、これらに限らずさまざまな協働のかたちを模索していく考え。
グッドパッチは同提携を機に、DX支援事業領域を含めたデザインの価値提供領域の拡大を目指すとともに、顧客企業の企業価値向上に貢献する。