SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

シャディ、イスラエルのスタートアップ企業提供のAI画像テクノロジー「SpeedSize」をECに導入

 ギフト販売大手のシャディは、イスラエルのスタートアップ企業SpeedSize社のAI画像テクノロジー「SpeedSize」を、自社ECサイトのシャディギフトモールに導入した。同ツールの導入により、シャディギフトモールのページ読み込み速度や、表示速度などサイトの利用にともなうスピード改善を果たし、今後、さらにシャープで高速なメディアへと進化させることで、ユーザーの利便性を高める。なお、日本ではSpeedSizeはギャプライズ社が展開している。

 2026年に創業100周年目を迎えるシャディは、成長戦略の柱のひとつにオムニチャネルを掲げている。2022年6月にはメタバース空間において優れた一覧性と利便性を兼ね備えた新たなタッチポイント「メタバースカタログ」を展開するなど、新技術を取り入れている。

 シャディギフトモールでは、ギフト商材を中心に約20,000商品を掲載し、ユーザーへの最適な情報の提供に向けて、コンテンツの拡充と画像の充実化を進めてきた。一方で、サイトの情報量を増やせば増やすほど、ページ速度が遅くなるというジレンマも抱えていた。今回、サイトのリッチ化とページの速度改善の対応を目的に同ツールを導入し、ユーザーの利便性向上を目指すという。

 「SpeedSize」は、人間の目では識別不可能なクオリティで最大99%の動画や画像を圧縮し自動最適化することで、ページの読み込み速度や表示速度、応答速度を改善するAI技術。シャディは、今年5月末にサイト実装を完了し、現在まで読込速度(Speed Index)は従来比約21%の改善を果たしているとのこと。

SpeedSize導入によるCO2排出量削減効果

 Website Carbon Calculatorによると、平均的なウェブサイトでは1回のPVで1.76gのCO2が放出されるといわれている。これは月間100万PVのサイトでは年間21,120kg、21トンものCO2を放出している計算となる。今回SpeedSizeを導入したところ、サイト閲覧時のデータ転送量が43%削減(3.9MB→1.6MB)。また、Website Carbon Calculatorで計測をしたところ、理論上58.9%のCO2排出量の削減を実現したという。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/11654 2022/08/05 06:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング