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ECzine Day 2020 Autumn レポート(PR)

バックオフィス連携なしにECは成長しない データ活用とシステム戦略で生み出す小売業の未来

Oracle NetSuite活用でオムニチャネルを実現したオーマイグラス

 ここで海老原氏は、Oracle NetSuiteを活用してECのバックオフィスを整備した例として、メガネ専門小売事業者 オーマイグラスの事例を紹介。同社は国内10店舗に加えECサイトを立ち上げており、NetSuiteの導入後3年でメガネのECサイトとしては国内最大級にまで成長している。

 同社の特徴は、ウェブ上でメガネフレームを複数選択した上で、試着場所を実店舗もしくは自宅から選択、さらには購入後も店頭受取、自宅配送と顧客の望む手段を選ぶことができる柔軟性の高い対応力にある。自社でECや実店舗を運営するだけでなく、メガネチェーンへの卸やフランチャイズ加盟店などさまざまな販路のデータをOracle NetSuiteに集め、次なる販売戦略策定に活用していると言う。つまり、Oracle NetSuiteの導入により、自社の事業プロセスのDX化と収集・蓄積したデータの未来への活用というふたつの目標を達成しているのだ。

 同社がECサイトをわずか9ヵ月でカットオーバーし、3年間で国内最大級にまで成長させることに成功した背景には、オンプレミス環境からクラウドERPへの移行がある。その結果、オムニチャネルでの在庫管理や販売管理などのデータの一元管理に加えて拡張性も実現。なお、こうしたオムニチャネルの基盤構築は開発者5人のみで行われたそうだ。

 海老原氏は、オーマイグラス 代表取締役社長の清川忠康氏による「我々のオムニチャネル構想は販売チャネルや価格の統合だけではなく、メガネを中心としたBtoBビジネスのハブとなるサービスの提供にあります。そのためには、すべてのチャネルで扱われるデータを我々の基幹システムで一元管理しなければなりません」という言葉を紹介。「こうした計画に耐え得る唯一のクラウドサービスとして、Oracle NetSuiteを高く評価いただいた」と語った。

 その上で同氏は改めて「Oracle NetSuiteとECとの親和性」を強調。コマースベンダーが提供するAPIやOracle NetSuite Web APIを利用した連携も容易に行え、さらにERP内でWorkflowを使った自動処理やファイルを用いたエクスポート、インポートの連携も可能である旨を述べた上で、SuiteAppを使った機能拡張についても紹介した。ERPはカスタマイズが難しいというイメージが依然根づいている中、Oracle NetSuiteでは画面内の項目の追加・削除・移動・定期化などはもちろん、レポートのカスタマイズまで柔軟に行えるなど、自社のやりかたに合わせた自由な設定が行える点も魅力であると説明。

 加えて、Oracle NetSuiteでデータ統合を実現させた後のステップで活用できる「Oracle NetSuite PBCS(Planning and Budgeting Cloud Service)」について紹介した海老原氏は、次のように言葉を続けた。

「このサービスを用いることで、自社内にあるすべての情報を集約し、効率的な予算管理および事業計画立案ができるようになります。つまり、次なる改善策を考えるだけでなく、将来まで見据えたシステム戦略が可能となるのです」(海老原氏)

 そして最後に「未来に向けた情報活用に向け、まずは情報の集約からプロセスの自動化に着手し、社外連携を省力化した上で情報分析プラットフォームを用いて、経営計画や蓄積データを有効活用してほしい」と述べた上で、Oracle NetSuiteが提供する無料ウェビナーや業界向けセミナーを紹介し、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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