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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

ギフトの情報収集はネットが最多 年代が上がるほどに日用雑貨は喜ばない傾向に/uluコンサルタンツ調査

 国内の工芸品情報サイト「わたしの名品帖」を運営するuluコンサルタンツは、オンラインでギフトを購入した経験がある人を対象に、「ギフト選び」に関する調査を実施した。

 同調査結果の詳細は、次のとおり。

親にギフトを贈った人が約半数 食料品や日用雑貨、ギフト券やチケットが喜ばれている

 「ギフトを送った相手」をたずねたところ、「親(配偶者・パートナーの親を含む)(49.5%)」がもっとも多く、次いで「友人(38.3%)」「配偶者・パートナー(26.3%)」と続いた。

 「親(配偶者・パートナーの親を含む)」と同居している人は約2割で、ギフトを贈った相手が「親(配偶者・パートナーの親を含む)」と回答した人が約半数であることから、同居していない親にギフトを贈った人が多いことが示唆された。

 年代別で比較してみると、60代は「親(配偶者・パートナーの親を含む)」「友人」に続いて、「その他親戚」が3位という結果となった。

 「どのようなものをギフトとして渡したことがあるか?(複数回答)」と質問したところ、「食料品(66.1%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「日用雑貨(34.7%)」「ギフト券やチケット(29.3%)」と続いた。

 「食料品」は約6割、「日用雑貨」「ギフト券やチケット」は約3割だった。

 「贈ったことのあるギフトの金額帯」については、「3,000円~5,000円未満(77.8%)」がもっとも多く、次いで「1,000円~3,000円未満(63.8%)」「5,000円~8,000円未満(56.5%)」という結果となった。8,000円未満のギフトを検討する人が半数以上で、なかでも「3,000円~5,000円未満」と回答した人が約8割と、ギフトの金額としてこの価格帯がちょうどよいと考えている人が多いことがうかがえる。

 さらに年代別で比較してみると、40代以降は20代・30代と比較して1,000円~3,000円未満を選択した人が減少しており、あまり安価なものは選ばない傾向にあった。

 ギフトを渡すタイミングについては、「誕生日(62.2%)」がもっとも多く、次いで「父の日・母の日・敬老の日などの祝日(40.4%)」「記念日(34.6%)」と続いた。

 「今までにもらって特に嬉しかったギフト、またはもらいたいと思うギフト」をたずねると、「食料品(55.9%)」が1位に。次いで「ギフト券やチケット(45.3%)」「日用雑貨(30.3%)」が挙げられた。

 年代別で比較すると、20代・30代は約4割が「日用雑貨」をもらって嬉しかったギフトと回答しているのに対し、40代は32.2%、50代は26.7%、60代は15.1%と減少傾向にあることが明らかに。40代以上になると、自分のこだわりのものを購入できる経済力を得ていることや、すでに安定した暮らしのなかで新たな日用雑貨の必要性が低いのではないかと、同社は推察している。

約9割がギフト選びで相手が喜ぶことを重視 情報はインターネット上で得ている人が多数

 次に、ギフト選びについて具体的にたずねた。

 「ギフト選びの際に重視していること」は、「相手が喜んでくれるかどうか(91.1%)」が最多回答で、「実用的かどうか(90.0%)」「価格(81.8%)」が続く。

 年代別で比較してみると、20代、30代、60代の回答は「相手が喜んでくれるかどうか」が1位だったが、40代、50代は「実用的かどうか」が1位になり、より実用性を重視している様子がうかがえた。

 ギフトに関する情報の入手先は、「WEBメディアや情報のまとめサイト(50.1%)」がもっとも多く、次いで「本人にほしいものを聞く(37.6%)」「SNS(Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、YouTubeなど)(33.8%)」となった。特に20代、30代は約半数以上が「SNS」を選択しており、顕著に多いことが示された。

 「WEBメディアや情報のまとめサイト」を選んだ人を年代別で比較すると、20代は37.7%、30代は44.0%、40代は54.0%、50代は55.9%、60代は59.0%と、年代が高くなるにつれて増加傾向となった。

贈りやすく選択肢が多いため、オンラインでの購入を選択

 オンラインでギフトを購入する理由としては、「配送で贈りやすいため(63.6%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「多くの商品から比較できるため(47.9%)」「手間がかからないため(38.7%)」が挙げられた。また、30代の回答では「買いに行く時間がないため」が3位になり、仕事や育児などで忙しく、買いに行く時間がない人が多いことが示唆された。

調査概要
  • 調査期間:2024年6月25日~6月26日
  • 調査人数:1,025人
  • 調査対象:調査回答時にオンラインでギフトを購入した経験があると回答したモニター
  • 調査方法:リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
  • モニター提供元:PRIZMAリサーチ

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