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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzine Day 2024 June レポート(AD)

Shopifyはスタートアップだけのものではない 売上拡張と個へのアプローチを実現する仕組みを大解剖

 サードパーティCookie廃止の動きが本格化し、EC業界でもファーストパーティデータ活用に向けた環境整備が大きな課題となっている。データを円滑に収集して活用するには、顧客との信頼関係構築と、データを基にした顧客体験向上施策の両立が必要だ。2024年6月6日開催の「ECzine Day 2024 June」に、Shopify Japan株式会社 アカウントエグゼクティブの外山児雄氏が登壇し、“個と向き合う”ブランド体験の提供を支援するShopifyの有用性などを解説した。

「Shopify Plus」で成長し続けるブランドの「愚直な努力」に迫る

 現在175ヵ国以上に展開し、数百万もの事業者が利用する世界的なECプラットフォーム「Shopify」。2023年の売上高は、前年比26%増の約1兆円にのぼり、順調に成長を遂げている。

 そんなShopifyが、世界中の企業に選ばれる理由について、外山氏は「世界中での導入実績」「ECに必要な機能を標準で網羅」「CVRの高さ」「拡張性の高さ」「販売チャネルの豊富さ」「約束された将来性」と、六つの理由を挙げた。

なぜShopifyが選ばれるのか?
クリックすると拡大します

 これらに加え、「現在課題となっているファーストパーティデータの活用についても、Shopifyの強みを生かしてサポートできる環境を整えている」と外山氏は強調する。

「多くのEC事業者が意識していると思いますが、プライバシー保護を目的にサードパーティCookieが廃止されると、自社ブランドを知らない新規顧客に対した広告配信の最適化が難しくなります。すると、広告効果の低下は避けられません。ここでより重要になるのが、自社で収集したファーストパーティデータの活用です」

Shopify Japan株式会社 アカウントエグゼクティブ 外山児雄氏
Shopify Japan株式会社 アカウントエグゼクティブ 外山児雄氏

 データを使ったアプローチに変化が生じる中でも、成長を続けるブランドの行動の特徴として、外山氏は次の二つを挙げた。

  • あらゆる販売チャネルを駆使
  • パーソナライズしたブランド体験を追求

Shopifyが提供する最上位プラン『Shopify Plus』を活用して成功を収めるブランドには、『顧客と適切なコミュニケーションを取って信頼関係を築き、幅広いファーストパーティデータの収集を愚直に行っている』という共通点があります。また、データを活用した特別な体験を施策に落とし込んでいる点も特徴です。Shopifyでは、こうした課題に立ち向かう企業を支援する機能を多数取りそろえています」

 Shopifyは、ファーストパーティデータ活用を目指すブランドに向け、最小限のリソースでスピード感をもった施策展開ができる機能や、ブランドの成長に合わせた拡張性を提供している。

「主要SNSやモールをはじめとする、豊富な販売チャネルとの連携機能や、Shopify POSを使ったECサイトと店舗のデータ連携、越境EC、B2Bにも対応しています。

 分析面では、直感的操作ができるストア分析機能を備えるだけでなく、メタフィールドを使った独自データの追加や、『Shopify Flow』による施策の自動化などを実現し、スピード感のある施策実施・改善を手助けしています。Shopifyは、ストアをカスタマイズする機能をアプリやAPI形式で提供しており、拡張性が高い点も特徴です」

 ここで外山氏は、Shopifyの機能をフルに活用して売上を伸ばし続ける事例として、米国のある医療従事者向けアパレルブランドを紹介した。同ブランドは、2013年からShopifyを導入しているが、約10年の間にEC年間売上高を約2,000万円から約880億円にまで上昇させている。

「同ブランドは、TikTokをはじめとするSNSを活用して顧客と信頼関係を構築し、ファンを増やしていきました。ECと実店舗の連携、越境EC、B2B、パーソナライズした体験提供などにも取り組んだ結果、リピーターも増え、現在はECサイトからのCVR35%以上という高水準を記録しています。

 日本ではまだ、『Shopifyはスタートアップ向け』というイメージがありますが、世界に目を向けると、Shopifyで売上規模の拡張を続けるブランドは多く存在します。Shopifyは、それだけの販売ボリュームを支えられるプラットフォームなのです」

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最近ホットなのはYouTube Shopping連携 個と向き合うブランド体験構築のポイントとは

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この記事の著者

加納由希絵(カノウ ユキエ)

 フリーランスのライター、校正者。地方紙の経済記者、ビジネス系ニュースサイトの記者・編集者を経て独立。主な領域はビジネス系。特に関心があるのは地域ビジネス、まちづくりなど。著書に『奇跡は段ボールの中に ~岐阜・柳ケ瀬で生まれたゆるキャラ「やなな」の物語~』(中部経済新聞社×ZENSHIN)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Shopify Japan株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://eczine.jp/article/detail/14944 2024/07/22 11:00

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