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2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

前日との気温差3℃以上で売上に顕著な変化 ルグランが気象データとEC売上の相関性を発表

 デジタルマーケティングのコンサルティング会社ルグランは、アパレルEC事業を展開するマガシークと共同で気温や天気の変化がECサイトの売上や販売アイテムに与える影響についての検証を行った旨を発表。

 ルグランは、気象ビッグデータを分析し、天気や気温の変化に合わせてユーザーの好みに合ったコーディネートを提案するファッションテックサービス「TNQL(テンキュール)」を提供している。今回の調査については、マガシークの過去数年分の売上データについて、それぞれの購入日における購入者の所在地の天気や気温のデータなどをクロス分析。購入日の気温や天気、前日との気温差などの気象条件と、アイテムや色別の売上高・販売数量などの関係について、分析作業を行っている。

 今回の検証によって得られた結果は下記のとおり。

今回の検証によって得られた示唆の一例

  • ECサイトの販売アイテムや数量に顕著な変化が表れる境目となる気象条件は、前日との気温差3℃以上
  • トップス・パンツ・ワンピース・ドレスなどの販売シェアが上昇する天気は、「曇り」か「雨」

 アパレルECにおいては、購入してもすぐに商品が手元に届かないため、天気や気温差は売上につながりにくいと考える企業も多いが、今回の検証結果では、異なる結果が出ている。

 同社は、この結果をもとに「明日は今日よりも3度以上気温が下がる」という予報が出ている地域から来訪したユーザーに対して、ECサイト上でトレンチコートやアウターなどを積極的にリコメンドするなどのパーソナライズを行うことで、消費者の心理にあった提案、かつ売上アップを狙うことが可能になるのではと提案している。

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