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カゴ落ちアドバイザー就任!オイシックス西井さんと語る「売れないECサイト、僕らが最初に改善するなら」

掘れば掘るほど、底が深いカゴ落ち対策。
やがてスタンダードになる日が来る

――『CART RECOVERY カートリカバリー』は無事リリースされたわけですが、今後もカゴ落ちの研究は続けていくのですか?

野口(E) はい。現在、最短15分でカゴ落ちメールを配信できるのですが、顧客にとってどんなタイミングが最適なのか、クリエイティブやメッセージは何を訴求すればいいのか、とかいった研究は続けていきたいですね。業種によっても差があるでしょうし。

西井(T) 以前、中古車業界の方にお話をうかがったのですが、彼らはリマインドメールを離脱した瞬間に送るらしいんです。なぜなら、同じ商品がふたつないから。それって業種に特化していますよね。そういったことを考え出すと、たとえばファッションなら、ボーナス日や給料日に送るのが効果的といった、業種ごとの法則が見つかるのかもしれません。

イー・エージェンシー 取締役/Optimizely エバンジェリスト 野口竜司さん

――オイシックスのように、カゴ落ち対策がすでにできている企業は、次は何をするべきですか?

西井(T) 個人的な考えとしては、お気に入りに追加した商品のリマインドや、値下げした商品、欠品していた商品の再入荷通知などですかね。媒体としてはやはりメールからになると思いますが、LINEなど、それ以外の出し先が増えてくれば面白いと思います。

野口(E) 西井さんと同意見ですね。まだまだ世の中には、カゴ落ち対策を始められていないECも多くありますので、当社としては「すべてのECサイトにカゴ落ち対策」を実施いただくために、まずは努めていきたいと思います。

一方で、カゴ落ち以外にも「もったいない」の発生地点はまだまだありますので、大きなもったいないから順番に解消をしていきたいと思います(西井さんからの発案機能は基本的にはすべてつくっていくつもりです、笑)。

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この記事の著者

渡邊 徹則(ワタナベ テツノリ)

株式会社Version7代表取締役。Web・コンテンツ制作、分析、マーケティングなどを手掛ける。 執筆業では、主にソーシャル、EC、海外サービス、メディアなどが専門。 会社概要 - seven@ver7.jp - Twitter/Facebook @brigate7

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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