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セブン&アイ、オムニチャネルのIT基盤をオラクル製品で構築、通販サイトと実店舗の連携強化

 セブン&アイは、セブン-イレブンをはじめとする店舗とインターネット販売を融合させるオムニチャネルの構築を経営戦略の柱として推進している。11月1日には、グループ横断型の新通販サイト「omni7(オムニセブン)」を開設し、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂、そごう・西武などグループ企業の商品約180万品目を販売を予定。また、セブン-イレブンの店頭に専用の注文端末を設置し、店舗での受け取りも可能とすることで、ネットと実店舗を融合させ、いつでもどこでも買い物を楽しめる環境を提供する。

 同社は、ネットとリアルの融合と複数事業体のシームレスな連携を可能にするオムニチャネルを実現するため、IT基盤を新たに構築。今回、稼働を開始した新オムニチャネル統合基盤では、膨大なデータをセキュアに蓄積・管理・分析し、高速なアプリケーション基盤と高機能なWebサイトを構築するため、オラクルのエンジニアド・システムやクラウドなど最先端の技術を駆使したオラクル製品を包括的に導入。複数事業にまたがるECサイトを統合し、利用者にシームレスなオンラインショッピング環境を提供する。

 また、7社9事業のコンタクトセンターを、カスタマー・サービス業務を支援する「Oracle Service Cloud」を活用して統合し、一貫性のある顧客対応を実現。ネットと実店舗との連携においては、全国のコンビニエンス・ストアに6000台の店舗端末を設置してグループ各社の商品の発注・受け取りが可能に。今後は、他事業会社の実店舗とECサイトとの連携を拡張し、ネットと実店舗の融合を強化する。

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