SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

アスクル、独自のデータプラットフォーム「アスクル・シミュレータ」を構築 サプライチェーンの課題解決へ

 アスクルは、独自のデータプラットフォーム「アスクル・シミュレータ」を構築し、業務実用化に向けた取り組みを進めている旨を発表。サプライチェーン全体の課題解決と最適化を図り、事業所向け(BtoB)サービスにおける非在庫品から在庫品への切り替えによる売上改善予測モデルなどの運用を開始している。

 アスクルでは、DX強化に向けたデジタル設計の基本コンセプトとして、データ・エコシステム「ASKUL EARTH」を掲げている。「データレイク(湖)」「モデル(土地)」「可視化・シミュレーション(森林)」の3層からなる各モデルは、それぞれ最適化の指標が異なるため、最上層に位置する「アスクル・シミュレータ」を用いて、複数の予測モデルを連携。全体最適化を実現する。

アスクルアース構図

 同社は、「アスクル・シミュレータ」で運用開始した予測モデルとして、BtoBサービスにおける非在庫商品から在庫品への切り替えによる売上改善予測モデルを紹介している。過去に在庫化した商品の実績値を使い、在庫化前後の出荷数量の変化を予測するモデルを構築。予測結果に基づき在庫化した商品データを蓄積し、再学習を繰り返すことで予測モデルの性能を向上させている。

事例図解

 同社は今後、「アスクル・シミュレータ」へ新たな予測モデルを順次追加しながら同システムの活用を進め、倉庫設備や人、商品などフィジカル空間の情報をIoT活用でサイバー空間に再現する「物流デジタルツイン」の実現、およびサプライチェーン全体の最適化を目指す。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/9351 2021/07/02 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング