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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzine Day 2021 Winter レポート(AD)

顧客体験向上と業務自動化・最適化を両立 世界の先進事例に学ぶAI活用の真価

課題に合わせたソリューションを提示 伴走型パートナーとしてAI活用を支援する

 AI領域における統合ブランド「macnica.ai」を展開するマクニカは、2019年にデータサイエンティストコミュニティを活用しながらAIサービス開発を行うCrowdANALYTIX社の株式を取得し、関係会社化した。同社の代表的なソリューションのひとつに、AIによる商品登録業務の自動化がある。

 100万点にのぼる商品を取り扱い、商品マスタへの登録作業に膨大な工数を要していたアメリカの大手小売企業の課題を解消するために、CrowdANALYTIXではデータアセットを構築し、商品情報受領後の商品の分類、読み取り、情報の正規化・入力といった一連の作業をAIで自動化するソリューションを開発。仕組みとしては、AIが商品画像と商品テキスト(説明文)それぞれから自社の商品マスタに登録したい情報を自動的に選択・抽出して分類し、登録まで行うというものだ。

「このAIはさまざまなカテゴリの商材に適用されていますが、たとえばファッションカテゴリの商品であれば、商品画像からは襟や袖の形状、柄などの情報を識別・判定して取得。ブランド名や素材、サイズ、洗い方などの細かい情報は、メーカーから送られてくる商品テキストから自動的に抽出して登録する仕様となっています」(平原氏)

 マクニカでは、このソリューション「CrowdANALYTIX for Product Master Database」を日本の企業向けにも提供している。平原氏は「ただし、これはあくまでもCrowdANALYTIXのAIを活用したフルカスタマイズソリューションの一例」と強調した上で、最後にこのように語りセッションを締めくくった。

「マクニカのAI事業のコンセプトは、『伴走型パートナー』です。我々は世界50ヵ国・2万5,000人のデータサイエンティストコミュニティと連携しながら、各社の経営課題解決に向けたソリューションの開発やサービス提供を行っています。データの調査からプロジェクトの企画、仮説検証、実装、運用まで、すべてのプロセスを一貫して支援いたします。プロジェクトの企画段階から実装・運用まで、ワンストップで提供できることがマクニカの強みです。経営課題へのAI活用にお困りであれば、ぜひお問い合わせいただければと思います」

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この記事の著者

萩原 敬生(ハギワラ タカオ)

ライター。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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