3.顧客の購買傾向から施策を考えるRFM分析
各企業の定義で顧客をランク分け、「優良顧客」「休眠顧客」などの一覧表に。ランク分けした顧客のリストはワンクリックで取得でき、メール等の施策を容易に行える。実施した施策の成果は、同じ画面で分析可能。
4.キャンペーン反応分析
マーケティング施策を主軸に、顧客ランクごとの効果測定が可能に。「マスからターゲティング戦略へ」を実現するための重要な指標のひとつとなる。
自動化し、数字が見えればCRM施策アイディアが浮かぶ
これらの分析機能を用い、顧客を見える化することが、新たなCRM施策につながると鈴村さんは言う。
「数字やレスポンスを見ることができれば、皆さん、施策のアイディアは浮かんでくるはずです。これまでは、その数字を出すまでの作業に追われていて、本来の『考える』業務に時間を避けていなかった。カスタマーリングスでは一連の作業を自動化できます。PDCAのがんばりどころを間違えてはいけません」
さらに、すべてのリアクション・結果は次の施策へのステップであり、施策を回しながらブラッシュアップしていくことが重要だと述べ、講演を締めくくった。