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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2023 Summer

2023年6月14日(水)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。 ※諸般の事情により、2023年春号(vol.24)をもって休刊となります。

季刊ECzine

2023年春号(vol.24)
特集「Find out! Create new connection~テクノロジーで拡張する顧客体験と売り場の可能性~」

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ECzine Day 2015 Autumnレポート(AD)

250社以上の通販企業から見る 、LTVアップを実現するための秘訣を解説

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2015年10月14日(水)に目黒雅叙園で開催した「ECzine Day 2015 Autumn」のセミナーレポートをお届けします。プラスアルファ・コンサルティング 鈴村賢治さんが、「250社以上の通販企業が採用する収益(LTV)アップのための最新CRMシステム&事例」と題し、講演を行いました。

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CRM先進企業が実施している、LTV向上のためのアクション

株式会社プラスアルファ・コンサルティング カスタマーリングス事業部長
鈴村賢治さん

 まず鈴村さんは、競争が激化するEC市場において、「既存顧客を優良顧客に育て、LTVを最大化するか」が重要なテーマになっていると述べた。先進企業では、すでにいくつかのアクションが実行に移されており、成功に結びついている。たとえば、以下のような施策だ。

顧客属性をベースにしたセグメント・シナリオ 

  • ユーザー属性ごとにメールの出しわけ(性別・年代/エリア/新規・リピーター離反など)
  • プロパー(定価購入)客とセール(値引き購入)客ごとに施策を変える

過去購入履歴をベースにしたセグメント・シナリオ

  • 初回購入顧客引上げのため、出荷日起点のステップメールを配信する
  • メールへの顧客別レコメンド商品情報の自動挿入(併売、売れ筋、おすすめ商品などから購入商品は除く)→レコメンドメール

行動履歴(メルマガ送信・アクセスログなど)をベースにしたセグメント・シナリオ

  • 特定の方に一定期間に一定以上のメルマガがいかないようプレッシャーをコントロール
  • アクセスログデータからサイト訪問ユーザーへのターゲティングメール(カテゴリ、ブランド、エリアなど)
  • カートに入っている商品が購入されていない顧客へのフォローメール(かご落ちフォロー施策) 

起点日をベースにしたセグメント・シナリオ

  • 休眠掘り起し施策:ご無沙汰メール(最終購入から180日以上注文のない顧客への施策)
  • 初回購入顧客引上げ施策、出荷日起点のステップメール(出荷日から2、3、5、10、15、20、30、40日後……)

 鈴村さんは具体的な成功事例として、大手スポーツアパレルメーカーを取り上げた。

 「購入履歴ベースのセグメントによるメルマガ施策により、メルマガ経由の売上が前年同月比200%となりました。ご存じのとおり、メルマガは新しい技術ではありません。しかし、この大手スポーツアパレルメーカー様では、既存顧客とコミュニケーションをとるために、魂を込めてメルマガ施策に取り組み、成果に結びつけているわけです」

セグメントメール、やりたくてもできないのはシステムのせい

 こうした先進企業の成功事例がある一方で、「95%の通販企業様が、いまだにメールの全配信を行っている」と指摘。だが、メールの全配信を行っている企業でも、上記のようなCRM施策に取り組みたいという要望は持っているとのこと。

 それらを実際のアクションに移せていないのは、本来、ITで効率化できるはずの業務を人が手で回しており、新しいことに取り組める環境にないからだ。さらに、既存のCRMシステムにも課題があるからだと言う。

 「これまでのCRMツールは、1つひとつの性能は良いのですが、効率よくつながっていないことがわかってきました。それらをつなぐために、結局は人が動いており、ツールを入れたにもかかわらず、効率化ができていません。システムを効率よくつないでもらおうとすれば、すぐに『カスタマイズだ』ということになり、費用や時間がかかるため断念してしまうわけです」

 これを解決するために生まれたのが、同社の「カスタマーリングス」だ。ユーザー企業から「単純作業から解放されて、よりクリエイティブな仕事ができるようになった」との感想も出ているという同ツール、既存のCRMシステムとはどこが違うのだろうか。

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データ統合からメール配信まで数クリック!これぞ自動化

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://eczine.jp/article/detail/2338 2015/11/27 08:00

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