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企業文化と照らし合わせ、不正注文検知サービスを採用 フレッシュハンドメイドコスメ「LUSH」のECが目指すものとは

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2015/07/27 08:00

『不正注文検知サービス O-PLUX』とは

 ラッシュジャパンがECサイトに導入した、かっこ社の『不正注文検知サービス O-PLUX』は、ひとことで言えば、ビッグデータの活用によって不正注文を事前に検知するサービスだ。統計分析手法を用いた独自のルールで、属性や「ふるまい」からあやしい注文を検知するほか、利用企業全体のネガティブデータベースを共有し、日々更新しているのが特徴。

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  『O-PLUX』の仕組みは非常にシンプルで、ECサイトで受注した注文データをアップロードすると、自動で「OK、NG、保留」の審査が行われるというもの。審査の基準は利用企業ごとに設定でき、そこで「保留」となったデータのみを担当者が目視で審査すればよい。

 導入の際には、かっこ社のこれまでの実績からモデルとなるルールと、利用企業へのヒアリングの上で作成したオリジナルのルールを適用する。稼働後の注文傾向をもとにしたルールのチューニングも可能で、使えば使うほど検知の精度が向上する。

サービス導入により負荷軽減に加え、不正検知の精度もアップ

 「『O-PLUX』導入以前は、すべての注文をリストと照合していました。不正をされる方は本当に一部の限られた方なのに、すべての注文に目を通さなければいけないというのは、たいへんなロスだと感じていたんです。それが、『O-PLUX』を導入してからは、事前に検知された結果から、不正の可能性があるものだけを見て、必要であればお電話をかけて確認するといった流れになっています。チェックの件数が減ったのがありがたいですし、作業時間は、以前の約半分の30分程度まで短縮されました」(小野木さん)

 『O-PLUX』がもたらしたのは、小野木さんの作業負荷軽減だけではない。ラッシュジャパンで通信販売全体のオペレーションを統括する佐々木さんは、次のように評価している。

株式会社ラッシュジャパン カスタマーケア スーパーバイザー 佐々木渉さん

 「複数のスタッフがいれば、検知のスキルにはどうしてもバラつきが出てきます。優秀な小野木だから見つけられるけれど、他のメンバーでは難しい、時間がかかるといった、人に頼った対策には限界がありますよね。また、そうした高いスキルをもったスタッフが、そこに長い時間を費やしているのはもったいないと感じていましたので、作業負荷が軽減されたのもありがたいです」

 かっこ社はサービス導入とは直接関連しない部分でも、システムまわりの相談には丁寧に応じた。そうした点を踏まえ、「『O-PLUX』導入の費用対効果は高く、リーズナブルだと感じた」と佐々木さん。


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連載:『不正注文検知サービス O-PLUX』導入事例

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