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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のECzine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

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ECzine Day 2022 Winter

2022年12月1日(木)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2022年秋号(vol.22)
特集「Above and Beyond expectations!!〜期待以上の体験を提供するテクノロジーとブランド〜」

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季刊ECzine vol.21特集「Roads to 2025~ブランドを進化させるテクノロジーと顧客交流~」

地道なDXが大きな成果に アサヒ飲料が商品マスタ整備から導く「人にしかできない仕事」の重要性

 営業のポテンシャルが発揮できる環境構築へ。正しいデータを迅速に入手し、未来への道標を導き出す。 ※本記事は、2022年6月25日刊行の『季刊ECzine vol.21』に掲載したものです。

電子版(誌面)はこちらから閲覧できます。

 デジタルが世に浸透するにつれ、企業・ブランドは情報をより多くの人へ届け、顧客像を鮮明にとらえることが容易になった。一方で、人々の興味の移り変わりや情報の鮮度が落ちるスピードはより速くなり、それらに対応すべくビジネス構造の変革やDX推進といった具体的な行動の重要度が増しているのも実情だ。優位性を保つには早期にこれらへ着手することも欠かせないが、手段と目的を履き違えないよう、焦らず着実に足元から土台を固める考えも必要と言える。

 今回は、さまざまなアプローチ方法がある中で「商品マスタ整備」に目を向け、DX推進に取り組むアサヒ飲料株式会社 経営企画部 プロデューサー 一條 明彦さんにその意図や成果、今後の展望などを聞いた。

アサヒ飲料株式会社 経営企画部 プロデューサー 一條明彦さん

月200時間の工数が5分に 商品マスタ整備から業務改革

 営業企画部でエリア販促や店頭プロモーション企画を担当した後に業務系システム基盤構築など経営の土台固めに従事し、2018年より経営企画部で生産性向上、新価値創造の両側面からアサヒ飲料のDX推進に携わる一條さん。RPAを活用した業務自動化・効率化などを実現してきた中である日、POSデータを加工する部門担当者から「商品マスタ整備の工数削減、業務改善ができないか」と相談を受けたと言う。

「POSデータの活用は、小売や量販店のデータ開示が加速したこの10年ほどですでに盛んに行われていました。消費者への直販ルートではない業態については、基本的に商品を販売してくださる小売や量販店などのお取引先様からデータを提供してもらい、売れ行きの把握や今後の販促の方向性を検討しています。POSデータはアサヒ飲料にとってもたいへん重要な情報源と言えますが、お取引先様ごとに独自のフォーマットで整備されており、分析できる状態にするには人の手を加えて統一化する必要がありました」

 消費財の中でもとくに商品の改廃が激しい飲料は、「年間約1,400種類もの新商品が世に出ては消えている」と語る一條さん。一度販売した商品のパッケージや内容量をリニューアルして販売する際には、新たなJANコードを発行するという業界の慣習が存在するため、「集約JAN」という形で同銘柄の商品を束ねるといった作業も分析時には必要となる。また、昨今はたとえば「フレーバーウォーター」のような新ジャンルの登場や内容量の多様化が進み、人力で作業する中で区分にばらつきが出るといったミスも生じていたと説明する。

「商品マスタは営業、マーケティング活動の原点と言えるデータです。売上や店頭売価の推移、たとえば100店舗中何店舗に入っているかといった導入率を導き出す足元のデータが間違ってしまうと、正しい成果を見ることができなくなります。生産性・正確性双方の側面から、抜本的にやりかたを変えないといけない。そう考え、情報収集をしていたところ『Lazuli PDP』に出会いました」

 コロナ禍以前からリアルの展示会やセミナーなどに頻繁に足を運び、積極的に情報を収集するタイプであった一條さん。メーカーとしては自社のデータだけでなく、POSデータとして開示される他社データの活用も打ち手検討において欠かせないが、毎週発売される新商品のすべてを把握し、適切な分類分けを施すことは人の手では困難だ。ところが、Lazuli PDPでは「NINJA AI」によって自動的にデータクレンジングがなされるため、「ある種『正解』を持つことができた」と一條さんは続ける。

「これまでは正解を導き出すために、担当者全体で月200時間程度の工数が費やされていました。今はこれが5分程度に短縮されています。分析の精度も上がり、浮いた工数はAIが導き出した商品マスタデータからさらに深い発見を得る分析業務などにあてています」

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この記事の著者

ECzine編集部 木原 静香(キハラシズカ)

ECに関する情報を、さまざまな切り口からお届けできればと思います。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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