クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、Eコマース不正対策やカスタマーサポートなどを展開するポールトゥウィンは、ECサイトにおけるクレジットカードの不正使用被害を撲滅するために業務提携を開始した。
近年、クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつあるなかで、国内発行カードにおける番号盗用被害は年々増加傾向にある。また不正使用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーかつシンプルに不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっている。
そのような現状を踏まえ、EC運営事業者がより効率的かつ効果的に不正対策を行う環境を整えるべく、今回の業務提携が実現。同提携を機に、アクルが提供するクレジットカード不正検知・認証サービス「ASUKA」とポールトゥウィンがこれまでに培った目視検知や振る舞い検知などの知見を組み合わせ、より高い次元での不正対策を実現していくことを両社で目指すという。
不正検知・認証システム「ASUKA」について
「ASUKA」は、カード不正利用対策のひとつの手段として用いられることがあった従来の不正検知システムとは異なり、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させ、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現する、まったく新しいカード不正・チャージバック対策ソリューション。ASUKA for Travel、for Ecommerceなどそれぞれの取り扱い商材に合わせたモデルを提供している。
ポールトゥウィンの不正対策サービスについて
ポールトゥウィンでは、キャッシュレス決済における資金洗浄(マネーロンダリング)を目的としたサービス利用やポイント不正取得、アカウント乗っ取りの検知といったさまざまな不正行為に対し、通常と異なるトランザクションの目視検知や振る舞い検知、関連オペレーション業務を提供している。決済後、速やかに不正検知を行うことで、EC運営事業者の損害を最小限に留めるとともに、新たな詐欺手法の検知など、一般消費者の保護につながるサービスを提供している。