ソーシャル&セールスプロモーションサービスを展開するエクスクリエは、「ECモール(2025年)」に関するウェブアンケートを実施し、その結果を発表した。
ECモール利用率は楽天市場がトップ、Amazonは50代男性の支持を集める
楽天市場の全体利用率は59.2%でトップとなった。特に60代女性での利用率は70.7%(全体比+11.5pt)と高く、シニア女性層に強固な顧客基盤を持っていることが明らかとなった。
Amazonは58.9%と僅差ながら前年比で+4.5ptの成長を示し、50代男性では72.0%(全体比+13.1pt)と突出していた。両モールで利用者層の違いが鮮明となった。


認知から購買への高い転換力 楽天市場とYahoo!ショッピングが70%超
各モールのセール認知者のうち、実際に利用した割合(転換率)は、Yahoo!ショッピングの「5のつく日」が82.2%で最多となった。また、楽天市場の「お買い物マラソン」が79.1%、「スーパーセール」が75.7%と、いずれも高い数値を示している。

楽天市場とYahoo!ショッピングはポイント還元、Amazonは割引率
各ECモールのセールイベント利用者が重視するポイントについて、楽天市場やYahoo!ショッピングのセールイベントをよく利用する人は「ポイントの還元率・付与率」を重視する傾向が見られた。
- 楽天「お買い物マラソン」:60.8%
- 楽天「スーパーセール」:52.0%
- Yahoo!「5のつく日」:61.2%
一方、Amazonのセールイベント利用者は「商品の割引率」を重視する傾向があった。
- 「ブラックフライデー」:43.2%
- 「プライムデー」:41.5%

調査概要
- 調査期間:2025年5月30日(金)~ 5月31日(土)
- 調査対象:全国の20歳~69歳の男女
- 調査人数;1,500人
- 調査手法:クロス・マーケティング「QiQUMO」を利用したインターネット調査