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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzine Day 2019 KANSAI レポート(AD)

ミキハウスの成功事例に学ぶ!画像認識AIがもたらす次世代eコマースでの顧客体験

サービスの重要性を裏付けるアンケート結果

 こうしたpopIn Actionのサービス開始の背景には、同社が女性600名を対象に行ったアンケート結果がある。

 そのひとつが、「ファッションアイテム購入の際に、公式オンラインショップを使うユーザーは約50%」というものだ。残りの50%に向けて、「自社サイトで購入してもらう理由を提示する必要があるのではないか」と吉岡氏は考えた。

 さらに同アンケートでは、約3人にひとりがコーディネートの画像をスマホに保存していることが判明。画像検索のサービスが、ECサイトの利用価値を高めるものになると考え、popIn Actionの立ち上げにつながった。

 また、約6割のユーザーが「売り切れだった商品の類似商品を購入したことがある」と回答していたことやコーディネート画像の充実を求めるアンケート結果も、popIn Actionの類似商品表示機能、コーディネートページリッチ化サービスの重要性を裏づけるものとなっている。

導入のしやすさもポイント popIn Discoveryとの併用でさらなる効果も

 サービス提供にあたり、同社がいちばんこだわったのは導入のしやすさだ。ECサイト側で必要になる作業は、データフィードの連携とタグの設置のみ。データフィードは、既存のGoogleやCriteoのデータフィードをそのまま転用可能だ。タグについても行動履歴を扱わないサービスのため、わずかな手間しかかからない。フロントエンドのデザイン調整はすべてpopIn側で行う。

「既存のレコメンドツールのリプレースではなく、プラスオンでサービスを使っていただくことで、売り上げの最大化に繋がると考えています」(吉岡氏)

 なお、popIn ActionのサービスはpopIn Discoveryに毎月一定額を広告出稿することにより、無償で提供を受けることもできる。

 popIn Discoveryは、法人運営かつ100万PV以上のメディアにのみ提供されており、ブランド毀損のリスクがない。また、ユーザーをリターゲティングする広告配信を行わないため、90%以上が新規ユーザーとなることを強調しながら、吉岡氏は次のようにアピールした。

「popIn Discoveryに広告出稿していただくことで、毎月定量的に新規ユーザーを送客します。全体の広告予算の一部をpopIn Discoveryにアロケーションしていただければ、popIn Actionのために新たな予算を取る必要もありませんし、もちろん広告効果も期待できます。新規ユーザーの送客からコンバージョンレートや購入単価の改善まで、一気通貫でご支援が可能です。2つのプロダクトを組み合わせてご利用いただくことで弊社のバリューをより感じていただくことができると思います。この提案は弊社にしかできません」

popIn Actionに関するお問い合わせはこちら

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この記事の著者

松岡 亜希(マツオカ アキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。● http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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