SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

季刊ECzine vol.10 定点観測

CRMに不可欠なデータ分析 Googleの機械学習プラットフォームの活用も


 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。プリンシプル木田さんに、分析について聞きました。※本記事は、2019年9月25日刊行の『季刊ECzine vol.10』に掲載したものです。

これから始めるCRM 新規顧客獲得とは別でデータ分析を

 今回木田さんが主に語るのは、CRM推進にあたり分析すべき数字や、活用すべきテクノロジーについて。EC事業者は、日々売るためのさまざまな施策を考えているはずだが、新規顧客と既存顧客、どちらが売上のどれだけを占めているか把握できているだろうか。「どこにお金を使い、どこに注力すべきかを判断するためにも、これらの数字はきちんと把握する必要がある」と木田さん。把握したうえで、さらに意識すべきことがあると言う。

「ECの仕事において、初回購入獲得と、F2転換(2回目購入)を推進する人はできれば分けたほうがよいと考えています。なぜなら、求められる職能が異なるからです。初回購入に求められるのは主に広告の運用・活用の能力ですが、広告で顧客をリテンションすることは効率的ではなく、メールにすら反応しない休眠顧客の掘り起こし等特別な事情以外は行うべきではありません。一度購入してくれた顧客をリピーターにするには、顧客データをしっかりと分析し、カスタマーリテンション施策を行う必要があります。広告で獲得した新規顧客がどのようにしたらファンになってくれるのか、どうやったら顧客のLTVを上げることができるのか考える力が求められるのです」

 海外では「Customer Acquisition Manager(顧客獲得マネージャー)」「Customer Retention Manager(顧客維持マネージャー)」と、異なる職種で人材募集がなされている例があるほか、日本でも大規模企業では、新規顧客向け施策を行うか、既存顧客かで部署が異なるところもあると言う。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
購買データを分析しF1層に丁寧にアプローチせよ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
季刊ECzine vol.10 定点観測連載記事一覧

もっと読む

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/7004 2019/11/03 17:17

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング