ビジュアルマーケティングプラットフォームのvisumoは、インスタグラムの写真や動画、IGTVコンテンツをECサイトやウェブサイトに活用するソリューション「visumo social curator(ビジュモ ソーシャル キュレーター)」が、国内導入実績が200社を超えたことを発表した。
同ソリューションは、インスタグラム上の写真や動画、IGTVを活用し、ECサイトやブランドサイトなどのオウンドメディアに活用し、サイト上でさまざまなコンテンツを展開できるサービス。国内でもインスタグラムを通じたUGC(User Generated Contentの略称:一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツ)活用が広がり、SNSとオウンドメディアとの関連性を高めたSNSマーケティングを推進する目的での活用が増えているという。
もっとも導入されている業種は、ファッション・アパレル系企業が35%を占めており、続いて化粧品・コスメへの導入が20%となっている。また、2020年3月以降はコロナウイルスの影響で巣ごもり需要が高まった食品系EC事業者の導入が急増した。
各社、公式アカウントやスタッフアカウント、ユーザー(UGC)アカウントで発信される写真・動画やIGTVを活用して、さまざまなコンテンツ施策を実施しているという。
ユーザーの写真を公式サイトに掲載することは、コンテンツの充実を図るだけでなく、顧客満足度の向上にもつながる。コロナ禍でオフラインでのタッチポイントが減少しているが、デジタルチャネルで繋がるユーザーの声を社内で共有する事例も増えているという。
ファッション企業を中心に、スタッフのインスタグラム投稿を活用したコンテンツも盛り上がりを見せる。スタイリングなどの静止画だけでなく、動画を活用しeコマースを促進する動きも活発に。実店舗での認知活動や販売が難しいなか、スタッフが発信する写真・動画がデジタルチャネル上での購買体験を向上させている。
コロナウイルスの影響でIGTVを活用した接客動画を配信する企業が急増するなか、同社は「visumo social curator」に新機能「IGTVテンプレート」をリリースし、実装した。IGTVで配信された動画を活用し、ECサイトで販売している商品をリンクさせることができ、フィードに投稿された写真や動画だけでなく、1分以上の動画を活用した動画コマースを実現することができるという。