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アラタナ「カゴラボ」事業譲渡の理由 ファッション独自ECサイトのこれからの役割を聞く

 アラタナがEC構築パッケージ「カゴラボ」事業を、コロニーインタラクティブに譲渡。デザインに強みを持つ同社とアラタナは、2社で最先端のファッション独自ECをいくつも構築してきた。事業譲渡と独自ECのトレンドについて、アラタナ代表の濱渦伸次さんとコロニーインタラクティブ代表の田上知之さんに話してもらった。

アラタナがカゴラボを事業譲渡!その理由とは

 スタートトゥデイグループでBtoB事業を担うアラタナが、EC構築パッケージ「CAGOLAB.(カゴラボ)」をコロニーインタラクティブに事業譲渡する。

 アラタナは、2007年からファッション企業を中心に独自ECサイトの構築・運営をしてきた宮崎の会社だ。自社で開発した「カゴラボ」を用い、ファッション企業を中心に800サイトを超える構築実績を持つ。

 一方のコロニーインタラクティブは、デザインに強みを持つ大分の制作会社だ。そのデザイン性の高さが評価され、ファッション企業からのオファーが多い。フロントデザインを同社が、開発をアラタナが請け負うといった協業は古くから続いていたという。

 また、コロニーインタラクティブの代表を務める田上知之さんは、ウェブマガジン「honeyee.com」を運営する株式会社ハニカムの代表も務める。アラタナは一時、ハニカムをグループ傘下に置いていたこともあり、2社の関係の深さがうかがえる。

 カゴラボ事業譲渡について、アラタナ代表の濱渦伸次さんとコロニーインタラクティブ代表の田上知之さんに話を聞いた。

アラタナ代表の濱渦伸次さん(写真左)とコロニーインタラクティブ代表の田上知之さん(写真右)

――まず、カゴラボ事業譲渡の理由をお聞かせください。

濱渦(アラタナ) アラタナがスタートトゥデイグループに入って、約3年経ちました。グループの2017年度通期の決算発表にもあったように、これからはアラタナが中心となって「BtoB事業を再強化」していきます(参考記事:「サプライチェーンに 踏み込まなければ ファッションECに未来はない」)。

スタートトゥデイグループに入ったアラタナのいちばんの強みは、物流センター「ZOZOBASE(ゾゾベース)」と、ZOZOのデータを活用できること。これらを「アラタナゲートウェイ」という仕組みを通して、クライアントの独自ECサイトとつないでいきます。従来どおり「ECサイトを構築する」に注力していると、このふたつの資産を最大限に活かすことができないなと考えました。

6月に、クラウドECカート「ebisumart(えびすマート)」さんと協業を発表させていただいたのですが、これまでのアラタナは、カートベンダーさんと競合の関係にありました。これからのアラタナは、カートベンダーさんとの協業がますます増えていくでしょう。そういう僕らが、独自のECサイト構築パッケージを持っているのはどうだろうと考え、事業譲渡という決断に至りました。

譲渡先を考える際に、ファッションECを支援する企業は少なくないなかで、「価値観の共有」ができるところに絞りました。これまでもお仕事を一緒にしてきて、ハニカムの運営もされている田上さんの顔が最初に浮かびました。テクノロジーを扱うことに優れているという視点では別の選択肢もあったのですが、ファッションECのキモであるデザイン、そして価値観の共有という視点で、コロニーインタラクティブさんにお願いしたいと考えました。

7月4日の時点で契約完了、8月からカゴラボの提供元がコロニーインタラクティブさんに変わります。現在、カゴラボで動いている約400社のサイトの運営も引き継ぎます。

田上(コロニー) 当社が大分、アラタナさんが宮崎というご縁もあって、ファッションECのデザインを当社が、開発をアラタナさんにお願いする形で、いくつかお仕事をご一緒していました。その後、ハニカムのM&Aの話があり、そこで濱渦社長と知り合いました。人間的にも会社的にも、すごく近しい存在として感じていたんです。

カゴラボも事業譲渡のお話をいただいた時にも、これまでのカゴラボの経緯もよく知っていますし、同じ九州の会社としてその意思を引き継いで、さらにパワーアップしていくにはすごくいいんじゃないかと感じて、ぜひとお願いしました。

濱渦(アラタナ) ファッションECの構築をご一緒させていただいている頃から、デザインと開発を分担するとどうしてもスピードが落ちてしまう。ワンストップでやったほうがより、クライアントのニーズに応えられるのではと感じていました。

カゴラボは本当に思い入れのある事業なので、単に譲渡して終わりにしたくなかった。そこで、コロニーインタラクティブさんに出資し、株式の一部を僕らが持つことで、カゴラボの進化を、株主としてしっかりコミットしながら引き継いでいきたいなと思っています。

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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