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ECホットトピックス

決済だけではない Amazonログイン&ペイメントが見据える「ショピング体験のデジタル化」とは


 Amazon.co.jp(以下、アマゾン)は2016年10月21日(金)、「Amazonログイン&ペイメント」に関するメディア向け説明会を開催した。アマゾンジャパンの井野川氏による日本国内でのAmazonログイン&ペイメント最新情報に加え、Amazon.comバイスプレジデントのゴティエ氏による、グローバルにおけるAmazonログイン&ペイメントの最新事情、ひいてはAmazonログイン&ペイメントが今後目指していくものについての講演をお伝えする。

Amazonログイン&ペイメント導入による3つのメリットとは

 アマゾンジャパンのアマゾンペイメント事業本部事業部長である井野川氏は、Amazonログイン&ペイメントを導入することによって事業者にもたらされるメリットと、新機能について語った。

アマゾンジャパン合同会社 アマゾンペイメント事業本部 事業部長 井野川拓也氏

 Amazonログイン&ペイメントは、導入した自社サイトなどでアマゾンのアカウントを用いて決済が可能となるサービス。2015年5月のサービス提供開始から順調に導入数を伸ばしており、現在の導入数は1,000社を超える。特に、2016年4月にグローバルパートナープログラムを開始して以降の伸びが顕著だ。グローバルパートナープログラムとは、ソリューションプロバイダー向けにAmazonログイン&ペイメントの開発を支援する取り組み。これにより導入数が伸びるだけでなく、決済金額も増加したという。

 Amazonログイン&ペイメントを導入すると、ユーザーにとっては「利便性」「スピード」「安心感」というメリットがあるが、販売事業者にとっても「新規顧客の獲得」「CVRの改善」「不正取引対策」というメリットがある。それぞれ具体例として、以下のような例が挙げられた。

新規顧客の獲得:会員登録画面での入力の手間が省けるため、会員登録の率が上がる。
CVRの改善:決済途中のいわゆる「カゴ落ち」が減る。
不正取引対策:不正注文をアマゾン側で識別するため、工数が削減できる。

 続いて、先日リリースされた「定期購入機能」と、新たにリリースされる「モバイルアプリへの対応」について説明があった。定期購入機能はアメリカ、イギリスに次いで3番目に導入されたもので、アメリカでは携帯電話の支払いや定期誌の購入などに利用されているという。Amazonログイン&ペイメントの定期購入機能の特徴として、注文時に同意を得れば、自由に請求頻度や金額のカスタマイズが可能な点が挙げられた。日本でもすでに大塚製薬やメガネスーパーなどが導入しており、今後はソリューションプロバイダー(※1)を通じてより多くの販売事業者が導入できるようにしていくとのことだ。

 また、井野川氏は「モバイルアプリへの対応」について、その対応背景やメリットを次のように語った。

 「モバイルアプリの利用が非常に増えています。この増えているモバイルユーザーに便利なサービスを提供していくことが、非常に重要です。アマゾンのショッピングアプリは多くのユーザーにご利用いただいていますが、こちらにログインしておけば、いろいろな業者のアプリをシングルサインオン(※2)で利用できますので、便利に使っていただけます」

 EC業界ではモバイルアプリからの受注が年々増えており、事業者側にとっても、アプリのほうがよりパーソナライズしたレコメンドが可能だと言われている。アマゾンでは、便利なユーザーエクスペリエンスの提供を行うため、シングルサインオンで、外部ショッピングアプリ利用時に改めてサインインする必要なく、そのままアマゾンのアカウントを用いて決済ができるようにする。日本ではSDKを配布し、まずはSHOPLISTと出前館が実装予定だという(※3)。

※1 2016年10月現在の定期機能対応ソリューションプロバイダー:ecbeing、侍カート、アイピーロジック、売れるネット広告社
※2 一度のユーザー認証で複数のサービスが利用できるようになるシステム
※3 その後、SHOPLISTは10月26日に実装済み

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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