当記事では、GMOペイメントゲートウェイ株式会社 イノベーション・パートナーズ本部 マーケティング支援部 サイト改善チームに所属する今西が、当社が携わってきたECサイト成長支援プロジェクトの一部をお見せしながら、「プチ改修」の重要性をご紹介いたします。
前回記事のおさらい
前回は、カート画面を含む「購入導線」へユーザーを誘導する上で欠かせない「回遊導線」のうち、「商品詳細」画面のプチ改修方法と事例をご紹介しました。
当社では、「TOP」「商品一覧」「商品詳細」など、購入に進む前に商品の検討を行うページ群を「回遊導線」と呼んでいます。回遊導線のプチ改修方法はさまざま存在しますが、今回は「商品詳細」画面の前にある、「商品一覧」画面のプチ改修にフォーカスを当てていきます。
機能性が重視される「商品一覧」画面 役割を正しく認識してプチ改修を
「商品一覧」画面は、販売商品がカテゴリーなどの規則に沿ってリスト化されたページを指します。これは実店舗の「商品棚」にあたりますが、単純に商品リストを表示するだけでなく、色・サイズなどの検索機能や別カテゴリーへの遷移導線が存在するなど、ECサイトの中でも情報量が多く、機能性も重要視される画面です。
同画面は、通常複数ページ用意されており、ジャンルや利用用途、価格など、さまざまなカテゴリーに分類された商品がリスト化されています。通常のECサイトでは、まずユーザーに「商品一覧」画面から気になる商品を選んでもらう必要があります。今回は、この画面のプチ改修事例をふたつご紹介します。