オンラインでのなりすましや不正アクセスなどの不正検知サービスを提供するかっこは、画像認証などのユーザー認証における使い勝手やコロナ禍におけるネット通販の利用状況について実態調査を実施した。
ショッピング、仕事、宿泊やチケット予約など、さまざまなサービスがネット上で使えるようになった一方で、昨今、情報漏洩や不正アクセスなどのニュースも多く、本人確認のためのユーザー認証を求められる機会が増加している。そこで、今回はユーザー認証としてよく使われている「人間には判読できるが機械にとっては判読困難な数字や写真を使う画像認証」や「携帯電話のショートメッセージを使ったSMS認証」について調査を行った。
ウェブサービスのセキュリティについて
認証サービスのなかでも一般的な画像認証について、「半数以上のユーザーがログイン失敗、ログイン自体を諦めている」ことがわかった。また、画像認証以外の「SMS認証」についても、37%の人がログインに失敗、諦めた経験があると回答している。
ネット通販においてクレジットカード決済を利用する際の安心感について
ネット通販でクレジットカード決済(以下、カード決済)を利用する際、全体の60.7%が不安・やや不安ありと回答。一般的と考えられているカード決済も、過半数が不安を感じながら利用していることがわかった。
新型コロナウイルスでのネット通販利用について
コロナの影響でネット通販の利用が増えたと回答した人は全体の25.8%、ゲームやデジタルコンテンツなどのウェブサービスでの利用が増えたと回答した人は全体の25.6%で、巣ごもり環境での利用増加が明らかとなった。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2020年7月8日-22日
- 調査対象:20代~60代の男女 300名