レギュラス・ソリューションズは、EC事業者向けの売上分析ツール「CROSS ANALYTICS」の提供を開始した。Amazon、楽天市場、Shopifyの売上やアクセスデータを集約し、複数店舗のパフォーマンスを一括管理できる。

サービス詳細
CROSS ANALYTICSは、EC全体からチャネル別・商品別の主要KPIをダッシュボードで可視化するサービス。「前月比」「前年比」の表示により、KPIの変動を把握できる。AmazonとShopifyの場合、API連携により前日のデータまで自動的に取得する。また、楽天市場はCSVファイルのアップロードによりデータ更新が可能となっている。売上予算(目標)を月次・週次・日次で設定し、EC全体および各チャネルの数字の進捗を一目で確認できる「予算比」機能も実装されている。
主な機能
ダッシュボード(1)

トップページ(ダッシュボード)には、全チャネル合計と各チャネルの売上を前月比・前年比とセットで表示する。
ダッシュボード(2)

当月売上については、月トータル予算に対する進捗(月予算比)、経過日数分の予算に対する進捗(経過日数予算比)を合わせて表示。施策の必要有無の判断を迅速化する。チャネル単位で予算比を表示し、広告予算配分の最適化も支援する。
売上ランキング

商品の売上ランキングを表示し、全体売上における構成比を表示する。また、各商品のチャネル別売上シェア表示で、特定チャネルに売上が偏った商品を可視化する。
商品別分析

各商品の各チャネルでの売上、販売数量、アクセス数、購入率(コンバージョンレート)といった主要KPIを一括表示する。前月比・前年比での比較も可能。
商品グループ機能

商品を任意の単位でグルーピングし、売上を集計する。注力商品や自社独自商品、チーム別など自由に設定が可能。
予算設定

月次・日次の売上予算(目標)を設定可能。セール期間などの特別予算も設定でき、適切な売上マネジメントを実現する。
年度・曜日設定

年度開始月や週の開始曜日、税込・税別設定など、企業ごとの集計方法を設定可能となっている。
今後、同社はユーザーからのフィードバックをもとに追加機能開発やUI/UX改善を進める考え。また、データ連携先のECプラットフォームの拡充に注力する。Shopify以外のECショッピングカートやYahoo!ショッピングなどのECモールとのデータ連携開発を推進するとのこと。加えて、2026年中にはAmazonやShopifyの利用率が高い北米市場への展開を予定している。