再春館製薬所は、同社の商品愛用者・社員が受ける第三者からの誹謗中傷被害に関する「再春館製薬所 コミュニケーションポリシー」を新たに作成したと発表。また、同ポリシーの作成にあたり、同社は自社に関する事実に基づかない噂や情報についての質問についても説明・回答する必要があると考え、過去の被害状況についても意見や情報を集めるべく、「誹謗中傷被害ご相談窓口」を設けている。
同社は、コンタクトセンター(コールセンター)を基盤とする通信販売で成長し、国内外数十万人のユーザーとのコミュニケーションが電話をはじめ、メール・チャット・LINE・FAX・はがきなど、日々様々な方法で発生している。昨今は感想や意見をソーシャルメディアに投稿し、発信するユーザーも増えるなか、こうしたな投稿に対して第三者が事実に反する憶測的な言及をして、「愛用品に関する善意の投稿が悪質な誹謗中傷や攻撃を受ける」といった被害が報告されていたという。
今回、同社は次のようなコミュニケーションポリシーを作成。これらは再春館製薬所の事業活動全般に共通するポリシーとして、今後も商品やサービス作りに活かすとしている。
再春館製薬所 コミュニケーションポリシー
- お客様をはじめ、社会と正直なコミュニケーションを続けていく。
- お客様を守るために、積極的に説明責任を果たしていく。
同ポリシーの作成は、2023年7月1日に「ドモホルンリンクル」を愛用する顧客が好意的な感想・意見をTwitter上で書き込んだ際に起きた被害と報告がきっかけとのこと。同社は、過去にさかのぼって、こうしたユーザーに対する心無い言動の有無や被害状況の調査を決めている。
「誹謗中傷被害ご相談窓口」では、ユーザー個人のソーシャルメディア・交友関係でのコミュニケーションで、「(世間で流布される)再春館製薬所の噂話に関連する、いわれのない誹謗中傷や攻撃的な書き込みを受けた、または不利益を被った経験がある」というユーザーを対象に、相談・問い合わせを受け付けるとしている。