バニッシュ・スタンダードは、池部楽器店にLINEと共同開発したサービス「LINE STAFF START」の提供を開始した。
「LINE STAFF START」は、スタッフがユーザーと「LINE」で直接コミュニケーションが図れるサービス。LINEが提供する個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」を通して、バニッシュ・スタンダードの提供する店舗スタッフの接客をDXするアプリケーションサービス「STAFF START」の機能を活用することにより、商品やコーディネート、キャンペーンなどの情報発信、チャットによるオンライン接客などから、スタッフ個人の売上を可視化することができる。
池部楽器店では以前よりSTAFF STARTを利用しており、オンラインでユーザーに対して「スタッフから呼びかける接客」を実施していた。今回、顧客体験のさらなる向上を目指し、スタッフとユーザーの1to1でのコミュニケーションができるLINE STAFF STARTを導入。これにより、オンラインでも、店舗と同様に「スタッフと実際に対話しながらショッピングが楽しめる体験」の提供が可能となる。
楽器販売では対応するスタッフの提案がユーザーの選択に大きな影響を与えるという。今回の導入により、LINE公式アカウントでのマスマーケティングでは拾いきれていなかったユーザーニーズに1to1で応えるとともに、ユーザーとのコミュニケーション頻度の向上による「来店頻度」「購買回数」「購買単価の改善」、さらにはLTVの向上を目指す考え。
また、「STAFF START」・「LINE STAFF START」を導入することで、オンライン接客による各スタッフの売上をデジタル上で可視化が可能。働くスタッフに対して、売上を評価や報酬で還元することにより、モチベーションや仕事に対する満足度の向上につながると期待されているとのこと。