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三浦卓也著『ひとりEC』はEC運営業務とコンセプトを磨く究極のダイエット本

 2022年3月に刊行された『ひとりEC 個人でも売上を大きく伸ばせるネットショップ運営術』(三浦卓也/インプレス)を2ヵ月遅れで読みましたので、感想などしたためたいと思います。

2ヵ月遅れで『ひとりEC 個人でも売上を大きく伸ばせるネットショップ運営術』を読んだよ

 こんにちは、編集部のワダです。またしても、ECzineでお世話になっている著者の方が他社で本を出版されました。……おめでとうございます!

 商材選び、Shopifyでのサイト構築、集客などノウハウは書籍に書かれていますので、詳しくはそちらをお読みいただくとして。あと、ECzineにも連載「ひとりでも始められるEC運営術」があるのでこちらのほうをより多めに読んでいただくとして。

『ひとりEC 個人でも売上を大きく伸ばせるネットショップ運営術』目次

第1章 ひとりECの可能性
第2章 成功と効率化のための考え方
第3章 商材選びと商品開発
第4章 サイト構築とコンテンツ作成
第5章 “売上を上げる"ための集客
第6章 SNSを駆使したオンライン接客
第7章 ひとりECという新しい選択肢  (Amazonより)

 本記事では「第6章 SNSを駆使したオンライン接客」から「ひとりECはカリスマではなく商店街の八百屋さんの姿勢で」のパートをご紹介したいと思います。ポイントとなる箇所を引用します。

カリスマやネット上だけのドライな関係が通用したのは昔の話で、すでに淘汰が始まっているのではないでしょうか。
特にひとりECでSNSを活用するなら、一方通行のカリスマではなく、双方向で親しみのある八百屋さんのような会話する姿勢を持ちましょう。
仲良くなってもらったお客様は簡単には離れていきません。クレームがあっても、しっかり対処さえすれば、また買ってくれます。

 インターネットという大海原に、いちECサイトとして、いちSNSアカウントとして出ていくというのは、つまるところ「あなた何者?」を問われることなのではないかと思います。もともとアナログビジネスで名前や企業活動を知られているのであれば説明不要ですが、「EC立ち上げ=起業」となると、それを定義(もしくは活動の中で作っていくのかも)し、知らしめていかなくてはなりません。

 なかなか難しいようで、インターネット、ひいてはD2Cの良いところとして、商品の売れかたやお客様とのキャッチボールによって、市場に求められているものがわかってくるというのがあると思います。ミウラタクヤ商店はそれを「ダイエットについてなんでも相談できるミウラタクヤがやっているお店」にたどり着いたのでしょう。

 ECは、たとえメーカーが直運営するにしても、なんらかの商品をエンドユーザーに直接販売する「小売」業です。そして、とくにリピートしているお店については、買い物=そのお店の自分が信頼している販売員さんに会いに行っているという意味合いが強いと思います。無人レジで牛乳と卵と洗濯洗剤をピッピするような大きいところは別として。

 つまり「ミウラタクヤ商店」は、「あなた何者?」と「信頼できる販売員さん」を両方まとめて片付けてしまっているうまい屋号だと思います。さらに言えば、SNS時代にひとりECでやっていくには、ここまで究極系になるしかないのかなあとも思うわけです。

 ミウラタクヤ商店をやっている三浦卓也は、果たして目立ちたがり屋なんじゃない?と思うかもしれませんが、むしろ「このお店で起きる粗相はすべてわたしの責任です」と腹を括っていると解釈したほうが良いと思います。「誰の責任かよくわからないけど、全員で頑張ったのにうまくいかなくて残念だったねー」みたいなのが嫌なんだろうと想像してます。

 正直なところ、企業内で会社員としてECを運営している方が本書を読むと、ヒリヒリしてつらいところもあると思います。それくらい徹底して削ぎ落として、突き詰めているから。会社員をやっていると本人の思いとは別に、徹底するところを選べないことってあるじゃないですか。クリエイターエコノミーが流行っていますが、やっていることは小売でも、マインドはそちらに近いのではないかと思います。

 自分の責任だしヒリヒリするのですが、コンセプトが明確になるとやることが明確になり、毎日全速力で走るのみ、努力の方向性が間違わないのだと思うのですよね。ちなみに三浦卓也がどれだけ毎日全速力で走っているかは、SNSアカウントをフォローしてご確認ください。

 メタバースも登場し、もはや宇宙になりつつあるインターネットにおいて、自社のECサイトやSNSアカウントはユーザーにとって何者なのか。お客様の脳内記憶の商店街に入るには、何をものすごく頑張るべきでそのために何をやめる(業務のダイエット!)のか。それらを明確にするために参考になる良書だと思ったりしました。

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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