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心理学の観点から考える 知名度0から「選ばれるネットショップ」になる方法

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2020/07/29 07:00

 「会社から、ある日突然EC店舗の店長の辞令を受けた」「ネットショップ運営の担当に任命された」。そんなとき、一体何から手をつけたら良いのかわからず、困ってしまいますよね。そんな方は、同じような経験をした先人から学んでみると良いでしょう。この連載では、倉庫業で働いていた井川さんが会社の新規事業としてネットショップ担当になった際に、どのようにして独学で知識を身につけたかをご紹介します。第3回のテーマは、「ネットショップ運営に活用できるザイオンス効果」についてです。

 ECzineの読者の皆さん、こんにちは。ネットショップ運営を始めた当初、「ネットショップ運営には心理学が重要だ!」と思い、心理学の本を30冊ほど読破した井川です。今回は お客様に信用してもらうきっかけを作る心理学「ザイオンス効果」 についてご紹介します。

接触回数を増やすことで信用を獲得 ザイオンス効果とは

 ネットショップは目の前に実在している実店舗と比べると、初回購入の敷居が高いことが特徴です。とくに初めて見た商品を初めて見るショップで購入する場合、お客様は多かれ少なかれ不安を感じています。「ちゃんと届けてくれるんだろうか」「自分の思った通りの商品が届くのだろうか」「個人情報を悪用されないだろうか」――こうした心理は自社ECだけでなく、モールで購入する場合でも同様です。たとえば、同じ商品を同じ値段で売っているショップが2店舗あった場合、皆さんは下記のどちらから購入しますか?

  • A店:誰でも名前を知っている大手企業が運営しているショップ
  • B店:初めて見たどこの誰かよくわからない運営者が売っているショップ

 この場合、恐らくほとんどの人がA店を選ぶのではないでしょうか。とくに高額なものとなると、「知っているお店」という安心感が担保になり、よりA店を選びやすい傾向にあります。それだけ企業や店舗の名前が認知されている状況は有利なのです。

 とは言え、個人や中小企業が運営するショップが、そうそう簡単に認知されるはずもありません。そこで活躍するのが、今回ご紹介するザイオンス効果です。

 ザイオンス効果とは、「人やものに接する回数が多いほど信用してしまう効果」のことを言います。テレビCMでイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。テレビを見ていると、さまざまな商品やメーカーの名前がCMを通じて流れてくるので、無意識のうちに覚えてしまいますよね。「この商品見たことある!」「あのCMで見た商品だ!」と思わせることができれば、無条件に信用度もアップすることができるのです。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



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連載:倉庫業が1から取り組むネットショップ運営

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