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インバウンドビジネス最前線

震災後に相次いだキャンセルでカヤックに出会う 外国人を魅了する“人力”で周る東京観光ツアーとは


 2006年、東京都内を自転車で周る外国人向けツアーは、おそらくまだ誰も行っていなかった。それを実現したのが、TOKYO GREAT TOURSの代表・肥塚由紀子さんだ。今やカヤック、ランニングツアーも加わり、外国人のリピーターが後を絶たない人気ツアーに。約15年、続けてこられたビジネス的戦略を訪ねると、「ビジネスなんてとんでもない。好きなことをやっているだけですよ」と笑顔で答えてくれた。

いつもの旅行と異なる視点の提供で人気 “人力”で周る東京観光ツアー

TOKYO GREAT TOURS 代表・肥塚由紀子さん

――現在、肥塚さんが運営するTOKYO GREAT TOURSにはどのようなツアーがありますか?

肥塚 サイクリング、カヤック、ランニングと3つのツアーがありまして、サイクリングは9コース、カヤックは5コース、ランニングは2コースございます。サイクリングは「足」、カヤックは「手」、ランニングは「足」という感じで、 基本的には、エンジンは使わずに自分の力でアウトドアアクティビティを楽しめる都内観光ツアーというのがコンセプトです。

――具体的にどんなコースがあるんですか?

肥塚 たとえばサイクリングですと、お台場~水上バス~増上寺~東京タワー~お台場~皇居~など有名観光地を巡るツアー、両国などの相撲の町を通り浅草へ行く下町ツアー、そして今人気がある、都内の有名建築スポットを自転車で巡るツアーなどがあります。サイクリングツアーでは古地図を持って、お台場に行けば「昔、ここは海だったんですよ」、谷中の蛇道に行けば「ここには川が流れていました」のような説明をします。

カヤックは、日本橋の下をくぐるルートや花見カヤックツアー、都心をぐるりと3時間巡るツアーなどがございます。カヤックツアーはまだまだ少ないため、非常に貴重な体験になるようです。また、首都高速が交差し入り組む江戸橋ジャンクションの下から見る風景は、海外ではなかなか見ることができませんから、海外のお客さんにも非常に喜ばれています。

お客さんは、ツアーの対応言語が英語ということもあり、欧米豪からのゲストが多く、1年を通すとアメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダ、ドイツの順番ですが、冬は特にオーストラリアからのゲストが増えます。

――海外のお客さんはツアーに参加すると、どのような反応をされますか?

肥塚 全体的にそうなのですが、「このツアーに参加しなければ、見られない景色だった」という声をいただくことが多いです。サイクリング、カヤック、ランニングでは、裏道も訪れます。バスツアーや電車に乗っていたら見ることはできない景色が多いですから。

また、日本の日常的な風景を見ることができるのも楽しいようです。狭い土地に建っているビルがあると「見て見て」とお客さんに声をかけるんですよ。そうすると「おーすごい! 何であんな狭い土地に建てられるんだ」と驚いたりしています。

ほかにも、「日本の街にはゴミ箱がないのに、どうして道にゴミが落ちていないんだ?」といったような普通の疑問を投げかけられることも多いんです。単にホテルに泊まって、自分で観光地を巡るだけでは、こういった疑問を投げかけられる日本人とは知り合いにならないですから。

単にツアーを提供するだけではなく、外国人のお客さんとコミュニケーションすることが私も楽しいですし、喜んでいただけています。ツアーで6時間も一緒にいると、すごく仲良くなるし、友達にもなります。14年間、このツアーを行うことで、外国人のお友達がたくさんできました。お客さんが帰国後に、その国に遊びに行ったり、私の自宅に招待したりもしました。ツアーその日に意気投合して、自宅に招待したこともあります(笑)。

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この記事の著者

浦澤 修(ウラサワ オサム)

ライター・編集/株式会社オージャパン 代表取締役 浦澤修

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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