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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

生の声から学ぶ 失敗しない越境EC

海外で売れやすい商品と国別の傾向は? これから越境ECを始める人に秘策を伝授

 ここ数年、日本から海外に向けてECを利用した越境販売を始める企業が増えています。そこで、今回から3回に分けて、「越境EC販売を始めるにあたって押さえておきたいポイント」をご紹介。まずは、「海外で売れやすい商品や国別の傾向」について、お伝えします。

高まる越境ニーズ 日本製品を求める国はどこ?

 日本貿易振興機構(JETRO)の「2018年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」によると、日本から海外への販売(越境EC)の取り組みをしている企業は、2016年と比較して9.4%増となっています。また、これから新たに越境ECへの取り組みを検討している企業も増えているそうです。越境ECの経験がない企業でも手軽に始められるサポートサービスなどが年々増えていますが、ある程度マーケットや商品のマッチングなどをリサーチしてからの取り組みが重要になってきます。

 今回は、海外向け卸販売サービス「SD export」の実績をもとに、越境販売の動向をご紹介します。SD exportは、日本国内のメーカーと海外バイヤーがマッチングでき、受注、決済、貿易事務、物流まですべてをオールインワンで提供しているラクーンホールディングスのサービスです。世界134ヵ国の海外バイヤーと取引ができ、現在1,000社を超える雑貨やアパレルの国内メーカーが、日用品やインテリア雑貨、アパレルや服飾雑貨など幅広い商品をSD exportに掲載。海外バイヤーは約4万2,000名(店舗)が登録し、仕入れを行っています。

 バイヤーの利用頻度や流通額を見てみると、その多くはアジアの国々が占めています。国別でみると、台湾、香港、そしてアメリカが上位3位となっています。次いで、オーストラリア、マレーシア、韓国、シンガポールといった順になっています。

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この記事の著者

株式会社ラクーンホールディングス 社長室長 督永由紀(トクナガユキ)

 株式会社ラクーンコマースが運営する「スーパーデリバリー」のアパレルメーカーへの営業を経てラクーンホールディングス全体のブランディング、広報PR等を担当。 BtoBのインフラ的存在を目指すべくEC、決済、フィンテックなど同社が運営する事業内容を各媒体にて発信。ECサービススーパーデリバリーに関しては「SUPERDELIVERYブログ」でも情報発信中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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