SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

生の声から学ぶ 失敗しない越境EC

海外で売れやすい商品と国別の傾向は? これから越境ECを始める人に秘策を伝授

 ここ数年、日本から海外に向けてECを利用した越境販売を始める企業が増えています。そこで、今回から3回に分けて、「越境EC販売を始めるにあたって押さえておきたいポイント」をご紹介。まずは、「海外で売れやすい商品や国別の傾向」について、お伝えします。

高まる越境ニーズ 日本製品を求める国はどこ?

 日本貿易振興機構(JETRO)の「2018年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」によると、日本から海外への販売(越境EC)の取り組みをしている企業は、2016年と比較して9.4%増となっています。また、これから新たに越境ECへの取り組みを検討している企業も増えているそうです。越境ECの経験がない企業でも手軽に始められるサポートサービスなどが年々増えていますが、ある程度マーケットや商品のマッチングなどをリサーチしてからの取り組みが重要になってきます。

 今回は、海外向け卸販売サービス「SD export」の実績をもとに、越境販売の動向をご紹介します。SD exportは、日本国内のメーカーと海外バイヤーがマッチングでき、受注、決済、貿易事務、物流まですべてをオールインワンで提供しているラクーンホールディングスのサービスです。世界134ヵ国の海外バイヤーと取引ができ、現在1,000社を超える雑貨やアパレルの国内メーカーが、日用品やインテリア雑貨、アパレルや服飾雑貨など幅広い商品をSD exportに掲載。海外バイヤーは約4万2,000名(店舗)が登録し、仕入れを行っています。

 バイヤーの利用頻度や流通額を見てみると、その多くはアジアの国々が占めています。国別でみると、台湾、香港、そしてアメリカが上位3位となっています。次いで、オーストラリア、マレーシア、韓国、シンガポールといった順になっています。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
なぜ日本の商品が求められる?理由と傾向を分析

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
生の声から学ぶ 失敗しない越境EC連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社ラクーンホールディングス 社長室長 督永由紀(トクナガユキ)

 株式会社ラクーンコマースが運営する「スーパーデリバリー」のアパレルメーカーへの営業を経てラクーンホールディングス全体のブランディング、広報PR等を担当。 BtoBのインフラ的存在を目指すべくEC、決済、フィンテックなど同社が運営する事業内容を各媒体にて発信。ECサービススーパーデリバリーに関しては「SUPERDELIVERYブログ」でも情報発信中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/6997 2019/09/13 07:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング