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「売上規模×特殊性」と将来のなりたい姿で考える ECサイトリプレースに最適なシステム選び

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2018/11/30 12:00

 スマートフォン、オムニチャネル、越境EC、SNSなど、時代はECサイトに、変化を要求し続けている。そうした状況下にあって事業者が頭を悩ませるのが、ECサイトの構築・リプレースの際のシステム選びだ。自社にとって最適なECシステムを選ぶヒントを、多数のECサイト構築実績を持つコマース21のおふたりに聞いた。

ECシステム選定の基準は「売上規模×特殊性」 コマース21に聞く

 コマース21は、創業から19年の歴史を持つECサイト構築ソリューション開発・提供会社だ。アダストリア、コメ兵、トイザらス、ディノス、ミズノをはじめ、国内の大規模ECへのシステム導入実績は300社を超える。2016年にヤフーの傘下に入ったこともあり、その動向が注目される存在でもある。

 新規事業としてECを始めるのはもちろん、オムニチャネルなど時代の変化に対応していくため、ECサイトのリプレースを考えている読者も少なくないはず。一方、無料のASPカートから海外製のパッケージ、フルスクラッチ構築まで、選択肢は幅広い。自社にとって最適なECシステムを選ぶには、どのような基準で考えればよいのだろうか。

 コマース21で、あまたの事業者からヒアリングを行ってきたセールス&マーケティング部 部長の小山守弘さんによれば、同社では「売上規模×特殊性」を独自の指標として事業者を4パターンに分類し、ECシステム選びのアドバイスを行っていると言う。

株式会社コマースニジュウイチ セールス&マーケティング部 部長 小山守弘さん

小山 まずは「モール卒業組」です。Yahoo!ショッピングなどのモールに出店し、順調に成長してきたので、自分たちで直接お客様との接点を持ちたいと考え、自社ECを持とうという方たち。ECの年商が1億円以下のところが多いので、システム間のデータのやりとりはCSVでダウンロードしてアップロードするなど、手作業で十分間に合います。在庫は一元管理せず、モールごとに持っておくやりかたで問題ないでしょう。よってECシステムは、ASPやSaaSなど、サーバーも含めて提供するいわゆる「カート」を選択されるケースが多いです。自社に開発者がいらっしゃるのであれば、オープンソースの製品を使って構築するケースもあります。

次に「中堅ECタイプ」です。ECの年商は10億円規模まで。ここまでくると運用が手作業では追いつかないので、システム間の連携が求められてきます。さらに、MAなどのマーケティングツールと連携してさまざまな施策に取り組みたいというご要望も出てくるため、外部連携の仕組みが必須です。「モール卒業組」に適したASPカートは、基本的な機能を広くカバーしているのですが、外部連携に制約があるケースが多いです。「中堅ECタイプ」に適したシステムは、カートであれば高機能なSaaSか国産のパッケージがオススメです。

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