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[韓国越境EC成功物語]実店舗を持たずに日本市場年商3億円を目指す アパレル通販「ミアマスビン」

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2017/08/18 11:00

 韓国は、全国にわたる高速インターネット網の構築や高いスマホの普及率などで小売産業のEC化が進んでいて、事業者によるEC起業が非常に活発な状況です。最近では、地理的、文化的に近い日本市場に向けて「越境EC」に取り組む事業者が増え、若年層の注目を集めるケースも増えつつあります。本コラムでは、韓国のグローバルECプラットフォーム「cafe24」を通じて開業したユニークな韓国の越境ECショップを紹介したいと思います。

展開5年で越境ECにおける年商4億円達成
韓国の女性向けアパレル通販「ミアマスビン」

「ミアマスビン」は、言語、決済、発送など日本のユーザーも購入しやすい仕組みを構築している

 韓国では、ECによる輸出有望商品としてアパレルが注目されています。これは、越境EC活性化に伴い、ネットショッピングを楽しむ消費者が世界中で増えていることが背景にあります。

 最近では、ECを利用し輸出に取り組む韓国アパレル企業も増えつつあります。なかでも、女性向けアパレル通販「ミアマスビン」は、代表的な成功事例として知られています。

 ミアマスビンを率いるカン·ビョンソクCEOは、2006年の起業以来、活発な事業展開で韓国において成長を遂げました。そして他社に先駆け、海外向けビジネスにも取り組んでいます。

 2012年、韓国のグローバルECプラットフォーム「cafe24」で越境ECサイトを開業し、海外市場を積極的に攻略。その結果、進出して5年目の2016年に、売上40億ウォン(約4億円)を達成しました。これは、海外ユーザーだけを対象に、かつ、実店舗を運営せず、ECのみであげた成果だけに注目に値します。

 カンCEOは、成功の要因について次のように語ります。

「日本語、中国語、英語向け越境ECサイトを運営しながら、海外ユーザーがシームレスに購入できるよう仕組みを構築しました。アリペイ、ペイパルなどの決済システムや、CS、配送サービスを提供することで『安心かつ安全なネット通販』に力を注いだことがよかったと思います」

 次ページからさらに詳しく、ミアマスビンの日本への越境EC成功の秘訣を探っていきましょう。


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