制作したLP約1,000点!売れるページを作る7つの鉄則
私はこれまで、ディレクター/プロデューサーとして、A/Bテスト用の派生版なども含めれば、1,000点近くのランディングページの制作にかかわってきました。
ランディングページを作り始める前までは、コーポレートサイトやプロダクトサイト、ECサイト、メディアサイトなど、いわゆる「普通のサイト」の制作キャリアを積み、それなりに経験を重ねていました。しかし、ランディングページをつくりはじめた時、何度も戸惑い、何度もつまずくことになったのです。
その理由は、「普通のサイト」をディレクションすることと、“売れる”ランディングページをディレクションすることには大きな違いがあったから。その違いに気づき、意識を変えてから、ランディングページを作ることが、とても楽しいものになりました。
ここでは、“売れる”ランディングページを制作したい担当者の方向けに「普通のサイト」制作とは違う点、知っておくべき鉄則7つの鉄則を紹介していきます。
勝ち続けるLPディレクション7つの鉄則
- 鉄則1:進行管理担当者に甘んじるべからず
- 鉄則2:A/Bテストを信奉するべし
- 鉄則3:商品と向き合え
- 鉄則4:アクセスログ解析よりも、まずコンバージョンをチェック
- 鉄則5:広告のトラフィックを侮るべからず
- 鉄則6:”売れる”システム/エンジニアを見つけるべし
- 鉄則7:“最強の売れる制作チーム”を構築するべし
鉄則1:進行管理担当者に甘んじるべからず
「普通のサイト」制作においてWebディレクターは、コンテンツを見やすく、わかりやすくレイアウトし(デザインし)、Webテクノロジーを使って閲覧可能にする(コーディングする)、という制作過程を管理するのが主たる業務です。いわば、デザインと技術部門における進行管理担当者と言えます。
一方で、ランディングページのディレクションで求められるのは、より直接的に成果を上げるため「ネットの売り場作り」全般に責任を持つことです。
- 商品ごとの特徴や売りかたをしっかりと理解し、最適なコピーライティングでコンテンツを準備する
- より“売れる”仕組みを作り上げる
- 【A/Bテスト】を繰り返して、より成果の上がる施策や表現を取り入れる
これらを不断なく、行い続けるのがランディングページディレクターの仕事です。
ランディングページは”売れる”ことが至上命題。そのためには、自分を単なる進行管理担当者と思わずに、“どうすれば売れるのか”を常に考え続けることが必要です。