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サーチ広告の5割が商品リスト広告の広告主も! Googleに現状を聞いてきた

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2016/04/14 10:30

データフィードを作る環境も整いつつあり、広く一般的にEC事業者が商品リスト広告を使える年になりそうだ。Googleでリテール業界部門を統括する信濃伸明さんに、サービスの詳細と事業者の活用状況についてお話を伺った。

Googleの商品リスト広告、おさらい

――まずは改めて、商品リスト広告についての説明をお願いします。

通常の検索連動型広告と比較して説明します。ユーザーがあるキーワードで検索すると、検索結果の上ないし下にテキストで表示されるのが、テキストの検索連動型広告です。広告主の視点で見ると、そのキーワードで出稿、つまりキーワードを買うと、CPC課金で、何クリックでいくら支払うというもの。一方商品リスト広告は、そのキーワードに対する結果として、画像、商品名、価格が表示されます。

商品リスト広告表示例

商品リスト広告をユーザー視点で見ていただくとわかると思いますが、見た目にもすごくわかりやすいですよね。結果として、非常にクリック率が高く、コンバージョンレートも高くなっています。

広告の出しかたとしては、キーワードを買うのではなく、「商品データフィード」を「Googleショッピング」のデータベースに登録すると、Google側で自動的に引っ張ってくる仕組みです。

「Googleショッピング」とは、Googleが提供するショッピングプラットフォームです。その中にマーチャントセンターという、情報を登録するデータベースがあります。「商品データフィード」は、そこに登録する情報のことです。情報とは、画像、商品タイトル、値段、ディスクリプションといったもので、商品データフィードはそれらの情報の総称です。

Google側では、ユーザーが入力しているキーワードから「購入意欲があるかどうか」を判断し、購入意欲があると判断し、商品データフィードに合致する情報があった際に商品リスト広告を表示します。

グーグル株式会社 広告営業本部 リテール業界担当 統括部長 信濃伸明さん

――商品データフィードは、EC事業者が持つ商品マスターみたいなものでしょうか。

先ほど述べた画像、価格、ディスクリプションといった情報に加えて、アパレル、家電といったGoogleのプロダクトカテゴリーも登録いただきます。アパレルなど、カテゴリーによっては、色や素材が必須な場合もあります。情報量が多ければ多いほど、ユーザーの検索と合致する率が高くなり、商品リスト広告の表示機会が増えることとなります。

ある有名なブランドのスニーカーのように、ブランド名が立っているものに関しては、商品タイトルやディスクリプションに入れ込むとか、アパレルなら「赤」のように色を入れて検索するユーザーもいるでしょうから、色を入れ込むとか。通常の検索連動型広告のようにキーワードの入札がない分、商品リスト広告が表示されるには、フィードの最適化が重要になってきます。

――フィード最適化の作業は、誰が行うのですか?

社内で行う広告主もいますし、データフィードを専門に扱う企業やデジタル広告運用代理店に委託する場合もあるようです。日本は委託する場合が多く、Googleでは委託先となる主な企業には、勉強会を開いたり、最適なフィードはどういうものかというお話もしているので、みなさん、ノウハウはたまってきているかなと。

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