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Google広告製品がリブランド 自動化で本業に集中できる環境へ

定点観測01 Google
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 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。アタラ岡田さんに、Googleについて聞きました。※本記事は、2018年9月25日刊行の『季刊ECzine vol.06』に掲載したものです。

AdWordsが「Google広告」に改称 DoubleClickも統合へ

 Googleは2018年7月10日(現地時間)に、マーケティング関連プロダクトに関するアップデートを発表する 「Google Marketing Live 2018 (以下GML2018)」をサンノゼで開催した。そこで発表されたトピックスのなかでも、もっともインパクトが大きいのが「Google製品のリニューアル」だ。

 AdWordsが「Google広告(Google Ads)」に改称、DoubleClick と Googleアナリティクス360 を「Google Marketing Platform」へ統合、DoubleClickのパブリッシャー(メディア)向け製品を「Google Ad Manager」へ統合、という大きな変化である。

 「AdWordsからGoogle広告への改称については、ターゲティング手法や配信フォーマットが多様化するなかで、『キーワード』への依存度は年々低くなっており、名前とサービスの実態に乖離が大きくなっているという背景がありました。サービス名を製品の実態に合わせていくとともに、ターゲティングや配信面のさらなる進化を目指すGoogleの強い意志が感じられます」

 検索連動型広告にとどまらず、ネット広告の代名詞とも言える存在だったAdWords。その改称はあまりにもインパクトが大きいが、前回の定点観測で紹介したのがYouTube関連の広告だったことにも象徴されるように、このタイミングで改称するしかなかったのかもしれない。

 また、DoubleClickが統合され、その名がなくなることも驚きである。しかし岡田さんは、こちらも前回の定点観測で、Googleが掲げる「クロスデバイス、クロスメディア、クロスプラットフォーム」を紹介し、「データのプラットフォームを担う構想を持っているのでは」と話してくれた。それが実際に示されたわけだ。

レスポンシブ検索広告が登場 広告テキストの作りかたが変わる

 検索関連では、「レスポンシブ検索広告」に注目したい。これは広告のテキスト部分について、「見出し」を最大15種類、「広告文(説明行)」を最大4種類入力するだけで、見出しと説明のさまざまな組み合わせをGoogleが自動的にテストし、あらゆる検索語句に対してもっとも効果的なパターンを学習していくというもの。ユーザーが同じ語句で検索した場合も、コンテキストによって異なる広告が表示される。

 「海外の一部の広告主はベータ版を使えるようになっていて、徐々にベストプラクティスが共有され始めています。一度、テキストを作ってしまえば後はGoogleが自動で組み合わせをテストしてくれるので、広告に手間をかけられなかったアカウントでは成果につながりやすいと思います。一方で、今後は広告テキストの作りかたが変わります。見出しと広告文をワンセットの表現で考えるのではなく、それぞれ1文で成立するものをたくさん作っていくことで最適化していく。今までとは広告というものの捉えかたが変わってくるのではないかと思います」

 EC事業者の場合、売り文句をいくつも思いついたとしても、キーワードとの一致を踏まえると時間がかかってしまうため、テキストを練る時間を割くのが難しかったかもしれない。レスポンシブ検索広告になれば、最適な組み合わせを探す作業は自動化されるので、その分の手間は省け、成果が期待できるだろう。

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連載:季刊ECzine vol.06 定点観測

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