MMD研究所は、18歳~69歳の男女45,000人を対象に「2020年7月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」を実施。その調査結果を発表した。なお、同リリースではアンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計を行っている。
スマートフォン非接触決済の認知は79.6%、内容理解は46.2%、現在利用は12.7%
スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況について聞いたところ、もっとも多かったのは「まったく知らない」が20.4%、次いで「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が20.3%、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」が20.0%となった。
これをファネル分析で見てみると、「認知」は79.6%、「内容理解」は46.2%、「利用経験」は20.8%だった。
もっとも利用している非接触決済サービスの上位は「楽天Edy」「iD」「モバイルSuica」 利用開始時期は「覚えていない」が最多
スマートフォンの非接触決済サービスを現在利用している人(n=5,735)に、もっとも利用しているスマートフォンの非接触決済サービスについて聞いたところ、トップが「楽天Edy」で26.2%、次いで「iD」が21.2%、「モバイルSuica」が18.3%という結果になった。
前問でもっとも利用しているスマートフォンの非接触決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「覚えていない」という回答が30.2%ともっとも多く、次いで「2016年12月以前」が22.2%だった。
利用検討のスマートフォン非接触決済サービスの上位は「楽天Edy」「モバイルSuica」「iD」
スマートフォンの非接触決済サービスの利用を検討していると回答した人(n=3,852)に対して、もっとも利用を検討しているサービス名を聞いたところ、トップが「楽天Edy」で22.2%、次いで「モバイルSuica」が19.1%、「iD」が10.6%に。
調査概要
- 調査期間:2020年6月26日~29日
- 有効回答:45,000人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:18歳~69歳の男女