株式会社ヘラルボニーは、元・株式会社ユナイテッドアローズ Chief Digital Officer(最高デジタル責任者)で、現在は株式会社300Bridge 代表取締役を務める藤原義昭氏が「HERALBONY」リテール戦略アドバイザーとして就任した旨を発表。新体制により、共感の可視化と転換をキーワードに「選ばれるブランド」へ進化するための戦略的アップデートを推進する。

2025年3月に岩手・盛岡に旗艦店、銀座に常設店舗をオープンし、同年6月には世界最高峰のクリエイティブの祭典「カンヌライオンズ」にて「Glass: The Lion for Change」部門のゴールドを受賞するなど、グローバル展開も含めた事業拡張を着々と進めるヘラルボニー。「共感」から「選ばれるブランド」へ進化を遂げるためのブランド価値向上、経営体制の強化などを実行する過程において藤原氏の知見が大きな力になると考え、今回の新体制に至ったという。
これにより、同社はブランドが持つ共感の力をより多くの人へ届け、社会を動かす存在へと進化するフェーズに入っており、その中核を担うEC・デジタル・マーケティング領域のメンバー採用などの強化を進めていくとのこと。
「HERALBONY」リテール戦略アドバイザー 藤原義昭氏のメッセージ
ヘラルボニーが大切にしてきた「異彩」と「共感」を、より多くの人の行動と価値創造へ結び付ける挑戦にデジタル変革とブランドグロースの知見を障害のあるアーティストの物語を、顧客体験を起点に循環する新しいエコシステムを構築することで、社会性と経済性を両立させる“選ばれるブランド”へ進化させたいと考えています。企業と社会、そしてお客様一人ひとりが感動を共有し、互いの価値観を重ね、行動へとつなげる――その仕組みをデジタル時代に最適化し、ヘラルボニー発の“異彩経済”を世界標準へ押し上げる所存です。皆さまのご支援と率直なフィードバックを賜りながら、共に新しい景色を切り拓いていければ幸いです。
株式会社ヘラルボニー 代表取締役 Co-CEO 松田 崇弥・文登氏のメッセージ
自社ブランド「HERALBONY」は今、ブランドとして異彩という価値を社会にどう根づかせていくかという挑戦の渦中にいます。ライセンスビジネスやソーシャルインパクトの側面で認知をいただく一方で、ブランドとしての第一想起にはまだまだ課題があると感じており「HERALBONY」をより強いブランドとして社会に浸透させていくためも、リテール事業の拡大に現在取り組んでいます。
その中で藤原さんが伴走してくださることは、これ以上ない心強さであり、大きな希望です。「HERALBONY」がこれまで大切にしてきた「共感」や「多様性」を、より多くの方の行動や選択へとつなげていくために、障害のあるアーティストによる創造を経済圏として循環させる仕組みを、藤原さんとともに築いていきたいと考えています。
ご紹介を通じて広がったご縁、日々の些細な相談にも真摯に向き合ってくださる藤原さんの温かな人柄にも、心より感謝しています。私たちは、ヘラルボニーを「世界的に認知されるブランドIP」へと育て、ヘラルボニーが「障害のイメージを変えた」と世界中で語られるような、社会的にも文化的にも影響力を持つリーディングカンパニーを目指してまいります。