ヤマト運輸は、「置き配」の利用状況と利便性に関するアンケートを実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
置き配の利用経験率は 78.5%
全体の78.5%が「置き配を利用したことがある」と回答。地域別で「これまでに置き配を利用したことがある」と回答した割合は75.5%~81.4%と大きな差は見られず、全国的に置き配が利用されていることが確認できた。
置き配の利用経験者の4人に1人が「在宅時」に置き配を利用
アンケートでは、置き配の利用者のうち約25%が在宅時にも利用しているという結果に。特にリモート会議や家事・育児の最中など、チャイムを避けたい場面で利用するケースがあることが判明した。
置き配を利用する理由は「再配達が申し訳ない」が1位
置き配を利用する理由としてもっとも多かったのは、「ドライバーに何度も来てもらうのが申し訳ない」(89.5%)。次いで「家にいなくても荷物を受け取りたい」(79.7%)、「荷物が届くまで待たなくて良い」(53.0%)、再配達の依頼が面倒」(51.3%)が続いた。
置き配を利用しない理由は「盗難リスク」と「雨で濡れるのが不安」が上位に
一方、利用しない理由では「盗難リスクが心配」(54.4%)が最多で、「雨で濡れるのが不安」(33.7%)が次点となった。
配達方法の利用割合 「置き配」は「宅配ボックス」の約3倍に
もっとも利用されている受け取り方法は、「対面配達」が48.4%で1位に。次いで「置き配」が33.8%を占め、「宅配ボックス」(9.7%)の約3倍という結果になった。宅配ボックスがない世帯は全体の約8割と普及過程であることや、宅配ボックスに入らない大きさの荷物や宅配ボックスが埋まっている場合に置き配が選ばれることが背景にあると考えられる。
調査概要
- 調査期間:2024年10月28日~11月11日
- 調査地域:全国
- 調査対象:公式LINEアカウントユーザー
- 回答者数:1,798人(北海道99人、東北107人、関東635人、北信越102人、中部163人、関西320人、中国・四国154人、九州・沖縄218人)
- 調査方法:インターネットによるアンケート回答