SAPジャパン株式会社は、2024年7月31日にリアルイベント「SAP NOW Japan」を、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催する。
「最高なビジネスの実現~ Bring out the best in your business ~」がテーマの本イベントは、赤城乳業や日本精工、前川製作所といったメーカーから、ソリューションを提供する支援会社まで、幅広い企業が登壇する。計50以上のセッションを通じて、AI活用の事例や事業拡大を後押しするテクノロジーなどを解説するとのこと。なお、セッション終了後には、参加者同士が情報交換できるネットワーキングの時間も設けられている。
ここでは、当日行われるセッションの中から4つに絞って紹介する。
クライアントゼロを起点にビジネスと社会の変革に挑戦~NECのコーポレートトランスフォーメーション~
- 登壇者:日本電気株式会社 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 森田隆之氏
Purpose・文化・戦略の一体的な取り組みを推進する日本電気。自社を最初の顧客と捉えて、最先端のテクノロジーを実践する「コーポレート・トランスフォーメーション」に注力している。何がその原動力なのか。制度・プロセス・IT・データ・人・文化を再構築したデータドリブン経営の実現方法や、既存ビジネスを変革するAI活用の考え方が語られる。
クラウドとAIで実現される、これからの経営基盤
- 登壇者:トラスコ中山株式会社 数見篤氏/SAPジャパン株式会社 稲垣利明氏
生成AIの進化やサステナビリティの重要性の高まりなど、各社がおかれている環境は日々変わり続けている。こうした変化に臨機応変に対応するには、事業推進を基幹業務システム(ERP)の柔軟性が欠かせない。本セッションには、工場用副資材の卸売を行うトラスコ中山が、SAPジャパンとともに登壇。継続的な事業改善をサポートするERPとクラウド化の必要性を解説する。
不動在庫の削減と売上2倍を実現した赤城乳業の挑戦
- 登壇者:赤城乳業株式会社 吉橋高行氏
「ガリガリ君」などを販売する赤城乳業は以前、煩雑な経費・原価管理、大量の不動在庫に悩まされていた。しかし、現在は明確な経営ビジョンのもと、生産・販売・在庫の一元管理と単品別の原価管理を実現している。その裏には、どのような施策があったのか。課題を乗り越え、売上2倍を達成した同社の戦略が学べるセッションとなっている。
AIで変わるビジネスの世界 〜AI時代の生存戦略を語る〜
- 登壇者:PIVOT株式会社 佐々木紀彦氏/慶應義塾大学 宮田裕章氏
昨今は、業界を問わず様々な場面でAIが活用されるようになった。一方で、データ漏洩や信頼性の観点から、導入をためらう企業も少なくないだろう。そこで本セッションでは、経営や業務におけるAI活用の可能性とメリット・デメリットを探る。
「SAP NOW Japan」開催概要
- 名称:SAP NOW Japan
- 日時:2024年7月31日(水) 10:00~19:40
- 場所:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール
- 詳細:「SAP NOW Japan」イベント告知サイト